雪の遠見山 ミニ周回

前日の雨は夕方には雪に変わったが、平野部では積もるようなことはなく、 山岳部でいくらか積もる程度の雪だった。 それでも、今季は最後の雪になるかもしれないと思い、 雪景色を楽しもうと丹沢湖までやってきた。 丹沢湖周辺の山々は山肌を白く覆っていたが、 陽が昇って気温が上がれば解けだしそうで、雪景色が楽しめるのは朝のうちのようだ。 解けだす前に遠見山あたりまで登り、午前中限定の短縮コー…

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向山ノ頭~裸山丸~モチコシ沢ノ頭~女郎小屋ノ頭~日向山

先日、ひょんなことがキッカケで、久しぶりに花立小僧さんと呑む機会があり、積もる山話しに花が咲いて遅くまで呑みすぎてしまった。そもそも、山歩きスタイルも性格も両極端の二人、丹沢山塊を中心に他山域も幅広く踏破している正統派の花立小僧さん、偏ったヘンなところばかり歩きたがる丹沢のはみ出し者イガイガ、そんな噛み合いそうもない二人だが、実は初めてコラボしたのが17年前、玄倉奥地の女郎小屋ノ頭から裸山丸にか…

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国府津…曽我丘陵~渋沢丘陵…秦野

普段は車を利用した山遊びばかりなので、車の回収のため必然的に周回ルートになり、 公共交通機関を使ったワンウェイの山歩きはほとんどやったことがない。 しかし、たまには車を気にせず歩くのも良いかな思い、 電車を乗り継いで国府津駅から丘陵地帯をつないで秦野駅まで歩いてみた。 通勤ラッシュの時間帯を避け早めに出発、乗り継ぎ時間の無駄もなく、 国府津まで座って来られたので快適だった。 車な…

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風巻ノ頭…袖平山…ソデビラ尾根

天気予報では後半下り坂傾向、あまり遅くならない程度に遊んでこようと思い神ノ川まで出掛けてきた。車を山ノ神大社の脇に置いたら林道向かいのガードレールを越えて神ノ川に降りていくと、そこは神ノ川が日陰沢と出合う広大な河原、眼前は風巻ノ頭から西に延びてくる尾根の突端になる。 この時季の神ノ川は水流が細く、石飛びで濡れずに渡ることができた。尾根への取付きは岩場で手強そうに見えたが、近づいてみ…

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塔ノ岳…表尾根…三ノ塔…ヨモギ尾根

年々季節のズレ込みが著しく、年が開けても温暖な気候が続き雪とは無縁、2月に入って山岳地帯に雪が降ったようだが積もる雪は一度だけ、日本海側に雪を降らせた乾いた寒気ばかり入ってくるので雪はおろか雨とも縁遠い。そんなわけで丹沢の山々に積雪はほとんど見られず、標高1000m以上の山にわずかに残っている程度である。今シーズンはまだ一度も雪踏みをしていないので、雪の感触を味わってこようと思いでかけてみた。 …

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三峰山~宝尾根

あまり間隔をあけてしまうと息切れはひどいし脚はつるしでまともに歩けなくなるので、きょうは目的を持たず体力維持のための山歩きである。とりあえず行き先は三峰山に決めたがルートは捻りなし、煤ヶ谷から一般登山道を歩くことにした。今回も清川村の駐車場を借りて出発、朝日に映える山肌はなんだか秋の景色をみているようだ。 正住禅寺の門前を通りすぎ鹿柵のゲートをくぐって一般登山道へ 山腹の…

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道志に残る頼朝武勇伝説を探る

道志村には源頼朝にまつわる伝説が数多くあり、いっけん何の係わりもなさそうなこの谷あいの村と頼朝に、どんな関連があったのか知りたくて調べてみた。 1192年、征夷大将軍となった頼朝はその翌年、多くの後家人を従え権力誇示と軍事演習のため富士の裾野で大規模な巻狩りを行った。その帰り道、山伏峠を越えて道志に入った頼朝が武芸の鍛練に時間を費やし、道志の各地に様々な逸話を残し伝承となったようである。 道…

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小田原城総構をめぐる

総延長9キロメートルに及ぶ土塁と堀で周囲を城下ごと包んで外敵の侵攻を防ぎ、 難攻不落といわれた小田原城の総構(そうがまえ) 500年以上たった今でも随所に遺構の名残があり、昔の様子を思い起こさせてくれる。 そんな当時の面影をたどりながら、なるべく忠実に総構を廻ってみようと思う。 ※小田原市HPより転載 車を城山公園に置き、まずは小田原城を見学することにした。 城内は…

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大山南稜周辺低山ハイク

きょうも好天、青空が広がり家でくすぶっていてはもったいないと思い、 いせはら塔の山緑地公園まで、でかけてみることにした。 この公園、相模國三之宮の日々多神社が近くにあり、周辺には縄文時代の遺跡や遺構も多く、 現在も発掘作業が行われていて興味深い。 片田舎というほどではないのだが、新東名や246が近くを通っているわりに、 周囲を小高い山で囲まれているためか、時間がゆっくり流れているよ…

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せんげん道から鐘ヶ嶽、見城へ

毎年、初日の出を拝みに訪れていた鐘ヶ嶽だったが、 参拝記念にもらえる干支の根付が十二支すべて揃ってからは、すっかりサボり気味。 今年は早起きして復活しようと思っていたが一度失せた気力は戻らず、 結局、三箇日が明けてからの初詣となった。 のんびり参拝したあとは、歩き初めに周辺を巡ってこようと思う。 いつものように日の出とともに広沢寺を出発、 今までは二ノ足林道ゲートから最短ルートで…

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山納めは鍋割山

今年の納めとなる山歩きをどこにしようか迷ったが、 あたり障りのないところで、鍋割山を中心にして歩いてみることにした。 今の体力を考えると、あまり欲張ったルートは取れない。 かといって、一般的な登山道だけ歩くのではつまらない。 バリルートもからめた無理なく歩けるルートと思い、 コシバ沢から鍋割峠に上がって鍋割山まで登ったら、 下山は小丸の手前から丸萱尾根を下降、 最後は後沢乗越を越…

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水ノ尻沢で沢納め

谷太郞川の左岸支流の中では最も下流を流れ、谷太郞川に注ぎ込む水ノ尻沢。 これが沢の名前に由来しているかどうかはさておき、 本年度の沢納めに水ノ尻沢の三段の滝を観瀑してこようと思い、訪れた。 水ノ尻沢右岸の道を入った、水ノ尻日蔭にある煤ヶ谷平成の森の園地を出発。 貫禄のついてきた水ノ尻沢第2号ダムを左から越えていく。 ちなみに砂防ダムと堰堤の違いには一応の定義があり、 昭和…

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大音沢からニノ塔へ

ニノ塔の南面を流下して葛葉川にそそぎ込む大音沢。 下流から中流域にかけては堰堤が多く、ただでさえ持久力がなくなっている昨今、 体力を浪費する堰堤越えをしながら遡行していく気力はない。 なにかいい考えがないか探ってみると、葛葉の泉から桜沢林道をたどり、 前半部をオミットして、後半の核心部から遡行すれば、 いいとこ取りで省エネルートになると思い、さっそく出掛けてみることにした。 葛葉…

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華厳沢から華厳山

清川村坂尻から華厳山に突き上げる華厳沢、 人里に近い沢なので夏場のヒルどきは近づきたくないが、今の季節なら大丈夫。 華厳沢を訪れて、そのあとは適当に華厳山まで登り、 下山は南稜の尾根伝いをくだって、短く巡ってこようと思う。 清川村の駐車場から出発、 煤ヶ谷の山々も朝日を浴び、山肌に残る色づいたモミジも輝いている。 坂尻で旧道に入り、雑司場で法論堂方面に曲がったら、宮ヶ…

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堂屋敷沢

葛葉川支流の新田川上流にある堂屋敷沢、岳ノ台を源頭とする里山の沢だが、 中流域にはちょっとした滝場があり、12mの大滝があることも知ってはいた。 しかし、何となく今まで行きそびれていたのでこのままでは、 丹沢の滝好きを自負する者として名折れになってしまう。 そんなこともあり、一度訪れて12m大滝を見物してみることにした。 さて、どういうルートで巡ろうか… 車が止められて、効率的に…

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高取山ふたたび、仏果山から土山峠 宮ヶ瀬みちへ

え~高取山ぁ~💦行ったりばかりなんだけど… 久々に、はっぴーさんからコラボ依頼があり、ご所望は高取山方面に行きたいという。 むむぅ...行ったばかりなんだけど、どうしよっかなぁ... と迷っていると、心を読み透かされたか貢ぎ物?があるとのたまう。 何かと思えば、壊れたのでちょうど買おうと思っていた代物だ、やられた~😵 そんなわけで見事に買収され、4日前に歩いたばかりのイワミチか…

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大棚沢金穴から高取山、鷲ヶ沢へ

丹沢の紅葉の見頃も、標高500mあたりまで降りてきたようで、 低山域でもようやく彩りを迎えた。 といっても、今年のモミジはあまりパッとせず、 紅葉しきれずに中途半端なものが多いように思う。 ま、贅沢いってもしかたがないので、 身近なところで宮ヶ瀬の高取山あたりを軽く歩いてこようと思い、 出掛けてきた。 大棚沢広場のゲートオープンは8時、10分ほど前に解錠されたが、 続々と車が…

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大山に眠る米軍輸送機を探る

久しぶりにardbeg さんnenetaさんとのコラボ、 今回は探索メインの山遊びになりそうなので、目の数が多いのは好都合である。 行き先についての詳細は伏せるが、以前探訪したことのあるエンジンや遺留品を多数みつけた 大山北方の米軍輸送機墜落現場、その後がどうなっているか、荒らされていないか、 様子が気になり、あらためて訪れてみることにした。 昭和33年9月9日午前9時頃、…

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弥七沢ノ頭 ミニ周回

今年は寒暖差が少なく、鮮やかな紅葉は期待できそうにないが、 この季節になればやはり、それなりに紅葉狩りは楽しみたい。 標高1000mあたりの山ならまだ間に合うだろうと思い、 箒杉公園から弥七沢ノ頭の周辺を周回してこようとやってきた。 混み合う前にやってきたので箒沢の周辺はまだひっそり。 ようやく明るくなった箒杉公園からは、きょう歩こうと思っている 穴ノ平ノ頭から弥七沢ノ頭、ブナノ…

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ヤタ尾根から檜洞丸、ゲタ沢右岸下降

このところしばらく、丹沢エリアを離れて遊ぶことが多かったので、 久々となる神ノ川だが、やっぱり落ち着くね。 今年の夏が暑すぎて、ほとんど山に行かなかったおかげで、落ちに落ちた体力だったが、 ようやく回復のきざしがみえてきた。 もちろん、以前のように勝手気ままに歩き回るのは厳しそうだが、 無理しなければまだいけると思い、檜洞丸までいってみることにした。 日陰沢橋まで入れると遊びのバ…

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境川源流から高尾山,大垂水峠,南高尾山稜周遊

相模原市、大和市、藤沢市と神奈川県を縦断するように流れ、 片瀬江ノ島のたもとで相模湾に流れこむ境川。 古くは相模の国と武蔵の国の境だったことでその名を残しているが、 日頃、散歩コースとしている身近な川のわりに、源流がどこなのかはっきり思い浮かばない。 Google Mapを溯ってみると、城山湖に近いちょこっと東京都に入った町田の外れ、 標高たった364mの草戸山という小さな山であること…

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御巣鷹の尾根から高天原山、U字溝へ

今から39年前の1985年8月12日18時56分、乗客乗員524人を乗せた日航123便が消息を絶った。 速報はすぐに入ったが、その後は誤報や未確認情報が錯綜してシッチャカメッチャカ、 翌朝になってようやく墜落が確認され、現場の特定に至った。 そんな当時の状況は今でもハッキリ覚えている。 あの頃の日本はまだイケイケドンドンの時代、日頃は働き蜂の企業戦士たちも、 ようやく盆休みを迎えよ…

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相模湖から小仏城山,景信山周回

年々衰えゆく体力を実感しつつも、 どこか素直に認めたくない一面もあり困ったものなのだが、 現在の体力度合を改めて把握して納得しようと、 低山域を歩いて確認してみることにした。 歩くのは相模湖から小仏城山、景信山と登り、 左回りに明王峠を経由して与瀬神社に周回してくるコース。 2年前に一度、小仏城山から高尾山まで登ったことはあるが、 自分には馴染みの薄いエリアである。 標高70…

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お玉ヶ池から二子山

もはや異常とも言えない昨今の気象だが10月に入ってようやく一段落、 そろそろ山遊びを再開しようと徐々にウォーキングを始めたものの、 一度落ちた体力はなかなか復活しない。 そんなわけで本格的には歩けないが、しばらくブログもサボっていることだし、 生きている証を更新しようかと、成りゆきまかせでお玉ヶ池までやってきた。 このあたり、気晴らしドライブではよく走るがあまり詳しくはない。 少…

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春岳沢で戯れる

身の危険を感じるほどの今年の夏の暑さに山遊びは控えていたが、 やっぱり沢遊びが恋しくなり、手近なところで春岳沢にでかけてみた。 小滝ばかりの短い沢なので物足りない気はするが、 現状を思えばこの辺りが適当だろう。 というわけで、涼しいうちに歩こうとヤビツ峠を出発したが、 柏木林道を歩き始めると早朝歩きの宿命か、 クモの巣顔面パックの洗礼を浴び続け😖ゥェ~ 1時間ほど下ったとこ…

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西沢渓谷「七ツ釜五段の滝」

今回もまた丹沢を離れ、山梨県の滝巡りにやってきた。 行き先は笛吹川上流、名瀑"七ツ釜五段の滝"で有名な西沢渓谷 である。 もちろん沢を遡ったり、滝を登ったりするわけもなく、 整備された遊歩道を歩くだけのゆるい滝巡り、 かなり醍醐味には欠けるが、現状の体力を思えば、 無理なく歩けて最適かなと思いやってきた。 中央道を勝沼ICで降り国道140号「雁坂みち」をひたすら北上 朝早く…

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石空川渓谷と精進ヶ滝

神奈川県から足を延ばし山梨県へ、目的地は北杜市の石空川(いしうとろがわ)渓谷。 かなり以前に一度訪れ、精進ヶ滝(しょうじがたき)を観瀑した記憶はあるのだが、 すでに忘却の彼方。そんなこともあり、久々に訪れてみた。 石空川へ向かう途中、林道から望める精進ヶ滝の遠望地 背後に見える山並みは源流となる鳳凰三山かな 石空川の駐車場から遊歩道へ続く吊り橋を渡り出発 …

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栃谷沢(トチヤ沢)

山北町都夫良野地区の北側を流れる栃谷沢(トチヤ沢) 大野山の南麓を源とする短い沢だが、小さいながらそれなりに滝もあり、 マイナーな沢遊びや滝巡りが好きな人にはお薦めできる沢である。 本題に入る前に沢名に関して一言。 この沢、沢ヤの界隈では「トチメ沢」と呼ばれることが多いようだが、 これはおそらく昭和16年に発行された丹沢紹介の草分け本『丹澤山塊』に 付属された『丹澤山塊全圖』に「…

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金時山 ぶらりハイク

南足柄市の矢倉沢から、箱根の仙石原に抜ける県道371号、 あまり知られていないルートだが、車輌の通行が困難だった既存の林道を整備して、 令和3年に“はこね金太郎ライン”の愛称で開通した県道である。 しかし、まだ走ったことはなく、今後の利用価値があるのかどうか、 確かめてみようと思い、一度、走ってみることにした。 ということで、あまり走る機会のない、 県道78号、大井御殿場線を足柄…

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丹沢お花探訪

花のイメージのないイガイガ、たまには花組の3人と花コラボです 目的は稀少種、行き先は内緒 今まで見逃していたお初の滝へ寄り道、水量は少ないが落差は15mほどある 群落発見... イナモリソウ 本日ここまで 2024.6.1(土) 丹沢某所[7:05]…林道歩き~某沢右岸~とある稜線…お花探訪…駐車地帰還[14:37] …

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二ノ塔~三ノ塔~蓬平 リハビリウォーク

5月に入って3日に更新以来、発信がしばらく停滞しているが、 突発性ブログイヤイヤ病を発症したわけではなく、 ゴールデンウィークが明けるのを待ち入院、手術の予定だったため、 山歩きできなかったのが実情である。 もっとも、命に関わるようなことではなく、 長年使い古した老朽化パーツのメンテナンスが目的、 入院期間も短く、すでに退院してピンピンいるのでご心配なく。 そんなわけで、本…

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白滝沢から弁天御髪尾根

ちまたはGW真っ最中。カレンダーの赤い日を避けて、一日ぐらい山遊びするつもりでいたが、 連休合間の平日は天気がスッキリせず、やむなく、後半に入ってから出掛けることになった。 行き先は、久しぶりに白滝が観たくなったので近場の白滝沢、滝見を楽しんだら、k 弁天御髪尾根を巡って早めに戻ってくるつもりである。 いつもと同じ時間に家をでたが、街中の道路は普段よりすきすき、 広沢寺の駐車場…

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檜岳~伊勢沢ノ頭 中途離脱

ちょっとした目論みがあり、檜岳を越えて玄倉川流域に入り、 沢をからめて遊んでこようと思ったのだが、 行きがけに余計なことを思いつき、寄り道してしまったのが大間違い。 想定していなかった崩壊地にはまり、脱出ルートを模索しているうち、 無駄な時間と体力を浪費してしまった。 おかげで余裕がなくなり、戻ってくる時間を逆算するとかなり厳しい。 無茶はできないし、無理すればロクなことないのは…

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玄倉林道~山神径路~玄倉ノ野

先週に引き続き、今週も玄倉起点の山遊びである。 今回は、一部通行可能になっている玄倉林道を第2発電所まで歩き、 そこから山神径路に上がって山神峠に行き、 その先は1月に歩いているので大ブナから玄倉ノ野に続く山稜を経て、 玄倉に戻ってくる半日遊びの予定、帰着時間を昼12時±30分と決め出発した。 基本的に林道歩きは好きではないのだが、玄倉林道は例外。 興味を惹く沢や尾根が多…

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東沢から遺言棚

このところ、湯河原通いの山遊びが続いたので、ホームグラウンドの丹沢に戻り、 滝でも眺めて癒されようと思い、久しぶりに同角沢の遺言棚を訪れてみることにした。 もっとも、体力の低下が著しい今日この頃の事情を考えると、 以前のように、気やすく同角沢を遡行して訪れるには無理がある。 中ノ沢径路をたどって東沢を乗っ越していく、安直なルートで訪れてみることにした。 4月に入ってもなかなか気温が…

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清水の滝 再訪

戴いたコメントのご指摘により、早とちりに気づいた清水の滝。 なんかヘンだなと思いつつ、思い込みがつよすぎて勘違い。 一度、来訪したことあるんだけどな... まぁ、言い訳はそのぐらいにして、さっそく再訪です。 ここ数日、天気はスッキリせず、きょうの予報もイマイチ。 どうしようか迷ったが、滝の写真撮るならピーカンよりマシかと思い、 雨が降らないことを願いつつ出発した。 前回は、…

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奥湯河原滝巡り

先日、奥湯河原の滝巡りをするつもりだったが、 初っ端から予定がくるい、滝を巡る気力が失せて断念してしまった。 今回は少しルートを変え、あらためて五つの滝を巡ってみることにした。 手始めは藤木川上流の白雲の滝、つばきライン天照山バス停の奥に車を停め、 山腹の天照山神社を目指して10分ほど山道をくだっていくと、 淡いベールを垂らしたような優美な流れの白雲の滝があらわれた。 落差は20…

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堂平~瀬戸沢ノ頭~丹沢山~塔ノ岳

このところ低山ハイクばかり続いたので、ちょっと高いところまで行ってみた。 たびたび通行規制がかかる県道70号の解除を待ち、久しぶりに塩水橋から堂平へ、 そして瀬戸沢ノ頭にあがり、丹沢山、塔ノ岳と主脈線を歩いてきた。 堂平から天王寺尾根、丹沢山方面をみる 山肌には前日のアラレ 積雪のこる瀬戸沢ノ頭 寒風ふきすさぶ三ッ峰山稜 さぶ~ …

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奥湯河原 気まま散策

先回に引き続き、今回も湯河原周辺の探索である。 久しぶりに、奥湯河原の滝でも巡ろうと思い出掛けてきたのだが、 最初に訪れた蛇態ノ滝で挫折、以前は容易に訪問できたのに、 手前の浄水場奥に新たな堰堤が出現、行く手を阻まれ近づけなくなっていた。 越えるための通路は左岸にあるのだが、水道施設関連のためか施錠されていて進入禁止。 炎上覚悟の強行突破も頭をよぎったが、さすがに常識人としての理性が働…

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幕山周辺のんびりハイク

きょうはいつになく遅い時間の出発、 無理なくのんびり歩いてこようと 湯河原の幕山あたりを散策してくることにした。 出発は南郷山近くの展望地、 ここは眺めがよいわりに ほとんど一般には知られていないので お気に入りのスポットである。 開放感いっぱい 小道地蔵堂寺屋敷跡  (⇒現地解説) 背丈の倍はありそうなカヤトの中の小径を抜けていく …

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高取山から仏果山ミニ周回

このところ雨模様が続き、 あまりにぐうたらしているとからだがなまって腐ってしまいそうなので、 体力維持と気晴らしをかね、気楽に歩ける高取山から仏果山を周回してくることにした。 まずは、大棚沢広場の開放を待って出発 向山トンネル脇からこそっと尾根に取り付く 分岐を見逃さず尾根上まで続く仕事道をたどる やまびこ大橋を見下ろしながら急登をこなす イワミ…

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丹沢湖畔から大杉山南稜へ

久々となる、はっぴーさんからのコラボリクエスト、そういえば一年以上ぶりだな。 ご所望の行き先は、中川の大杉山を絡めた山稜を、しばらく歩いていないので歩きたいとのことだ。 勝手知ったるこの山域、いつものとおり、およそのルートだけ決め、 あとは状況次第ということで、丹沢湖までやって来た。 出発は、大仏大橋を渡った湖畔の千代ノ沢園地 展望台からの眺めは、“関東富岳百景”のひとつだそう…

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玄倉から大ブナ~芋ノ沢ノ頭を巡る

先日、三国山稜を歩いたあと、いささか体調を崩してしまい、 山遊びは少しの間、自粛しようと思っていたのだが、 治ってくるとじっとしておられず、様子見がてら出掛けてみることにした。 ただし、標高の高いところには行きたくないので、 いつでもエスケープができ、なおかつバリエーションの要素もあるところと考え 玄倉の旧径路を中心に調子をみながら歩いてみることにした。 具体的にどこを歩くか決め…

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三国山稜 (三国山~楢木山~大洞山~アザミ平~畑尾山~立山)

南岸低気圧の通過にともない、密かに雪になることを期待していたのだが、 気温は下がらず平野部は雨のまま。ならば高標高地はどうだろうかと、 宮ヶ瀬や塔ノ岳など、山岳部のライブカメラを覗いてみたがやはり積雪はない。 だが諦めきれず、西部の県境ならもしかして雪踏みできるかもと淡い期待に、 とりあえず、三国山稜を歩いてみることにした。 246号から小山町に入り三国峠に向かう途中、 県道73…

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1/18 塔ノ岳からの富士山

突発性ブログ拒否症の再発により、一ヶ月以上ほったらかしのブログ、 年末年始の挨拶もせずご無礼いたしました。 とりわけ体調を崩したわけでもなく歳相応に元気なのですが、 なんだか気持ちがついていかずサボっております。 とはいえ、あまり音沙汰がないと安否確認されそうなので とりあえず生きてる証に写真を一枚 本日午前中の塔ノ岳から眺めた富士山です。  ブログ復活できるか…それと…

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愛鷹山(位牌岳…鋸岳…呼子岳…越前岳)

今回は丹沢山塊から少し離れ、 ardbegさんnenetaさんと愛鷹山の北側山稜を周回することになった。 もちろん、ひとまかせの山行なので他山域に疎い丹沢バカにはさっぱり。 にわか仕込みの情報によると、一部の区間に危険地帯があり通行が規制されているらしい。 大げさな表現のときもあるので、実際はどの程度の危険度合なのかは分からないが、 行ってダメなら引き返せばいいし、無理せずエスケープも…

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鍋割山から小丸北尾根 オガラ沢旧径路を周回

相方さんが帰省中とあって、二人でどっか行きますかとなったのはいいのだけれど、 いつものようになかなか行き先が定まらない。 あれこれやり取りした結果、ardbeg さん未踏の小丸北尾根で決着、鍋割山経由でいくことになった。 その後のルートは気分次第なのだが、 問題なければ、オガラ沢の旧径路からカヤノキダナ山稜を周回してくるつもりである。 出だしはやどりき大橋、 鍋割山までは一番近そ…

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道志の湯…白石峠…加入道山…大室山…椿

たまにはa&nコンビにくっついて他県遠征にでもいこうかなと思ったのだが、 天気予報は朝方まで傘マークがありチョット微妙~ のちのちは晴れてきそうだが朝は不安定なので急きょ予定を変更、 大室山でも行きますかということになり道志方面にやってきた。 道志の湯の少し先にある白石沢・加入道山登山口の駐車場から出発 道標に従い加入道山への登山路をしばらく行くと東屋があり ここを左に折…

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秋冬混同の檜洞丸北尾根

檜洞丸まで行ってみようと思ったが、表ルートのつつじ新道を避けて 神ノ川側から登ってみることにした。 神ノ川林道は日陰沢橋までは問題なく入れるようになったが、 行ってみるとその先が「全面通行止」になっていた。 もともとゲートがあったので奥には入れないが、新たな障害があって通行止にしているらしい。 ただし、歩行者の通行はヤタ尾根取付と東海自然歩道入口までなら可能とあるので、 その先に…

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11/9 丹沢山から塔ノ岳

ついに、けじめの誕生日を迎えてしまったが、 昔は感じることのなかった膝の痛みも最近ではすっかりお友だち、 50年来つきあってきた腰痛も悪化の一路をたどり、 身体中のいたるところからコキコキ音が聞こえる年代になってしまった。 あと何年、元気に山歩きができるかは分からないが、今はまだ大丈夫そう。 歩けるうちは楽しく遊ぼうと今週も塔ノ岳までいってみた。 堂平もようやく晩秋の装い…

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