タケ山古道を歩く

先日の花じょろ道からの帰り道、虫沢橋のたもとに花じょろ道の案内と並んだ“タケ山古道”という文字が目についた。聞きなれない「タケ山」と以前はなかった案内板に、家に戻って調べてみると「虫沢古道を守る会」が廃れた山道を整備復活させ、昨年5月に開通させたルートであることが分かった。低山エリアで期待はできそうにないが、古道という響きには弱く、話のネタにと思い一度歩いてみることにした。 みやま運動…

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「花じょろ道」と八丁、虫沢を結ぶ周辺古道を廻る

はなじょろ道は、遠近沢より寄の虫沢に通ずる道路であったが近年では、国道246号線等が整備拡充されたこともあって、時に鉄砲道と言って狩りをする人が、たまに通るぐらいで荒れるに任せていた。 又、明治末期まで、山北町共和の八丁地域と松田町寄の虫沢地域を結んでいた山越えの生活道でもあった。花嫁が牛や馬の背に家財道具を載せ、当時の共和村からここを通って寄方面に嫁いでいったのでこの名がつけられともいわ…

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玄倉から山神峠、旧径路を廻って仲ノ沢へ

昭和29年に玄倉林道が全線開通するまでは、玄倉と玄倉川の上流域をむすぶ重要なルートだった山神径路。もちろん何度も歩いているが、玄倉から山神峠にむかう旧径路途中に一部あいまいな箇所があり、本来の径路をきちんとたどらないと気がすまない性分としては気になっていた。きょうは、そのあいまい地点のルート確認ともうひとつ、山神峠から大ブナの山腹をからんで玄倉川に下降し、芋ノ沢ノ頭南側鞍部から仲ノ沢林道に至…

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