“谷太郞川 三峰山 宝尾根 鳥屋待沢”

タイトルにした4つのワードは、ある遭難者が家族に書き残した行き先のメモである。 これだけでどういうルートをたどったか推測するのは、山に興味のない人には難しいかもしれないが、ある程度丹沢を歩き回っている人なら、だいたいの地域やルートは見当が付くのではないだろうか。 もう少し補足すれば、出発の起点は谷太郞林道終点の駐車スペース、そして鳥屋待沢の秘境"幕岩"直下で多数の遺留品が見つかったことである…

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