昨年の秋、年に一度の丹沢脱出山行は、後立山連峰の岩小屋沢岳、鳴沢岳、赤沢岳、スバリ岳、針ノ木岳と縦走して、針ノ木雪渓を下降する計画だったのだが、予想以上の降雪に、岩小屋沢岳で途中断念した。その判断は間違っていなかったが、やはり、やり残し感はぬぐえず、季節をあらため、再挑戦である。
■トップ/針ノ木岳山頂北側より黒部湖を観る
7月20日(水)
扇沢[9:25]…爺ヶ岳登山口[9:30]…柏原新道…種池山荘[12:50]…岩小屋沢岳[14:35]…新越山荘[15:15]泊
7月21日(木)
新越山荘[5:40]…鳴沢岳[6:20]…赤沢岳[7:10]…スバリ岳[9:15]…針ノ木岳[10:15]…針ノ木峠[11:30]…針ノ木雪渓…大沢小屋[13:15]…扇沢[14:15]
扇沢[9:25]…爺ヶ岳登山口[9:30]…柏原新道…種池山荘[12:50]…岩小屋沢岳[14:35]…新越山荘[15:15]泊
7月21日(木)
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《一日目》
扇沢の駐車場に車を置き 爺ヶ岳登山口を出発する

植林がないのがうれしい ヒノキも天然ものだ

よく整備された柏原新道 今回は高山病症状も出ず ガラ場を通過

種池山荘に到着 ここから縦走だ

種池?

柄にもなくお花撮影ご容赦ください 高山植物代表格チングルマ

日差しは強く 雲が湧きあがってはすぐ消える

岩小屋沢岳(2630m) 去年はここで雪が強くなり引き返した

宿泊地 新越(しんこし)山荘到着 お疲れさま~



《二日目》
日の出前 (山小屋の窓から朝焼けを観る)

東の空は薄雲りで御来光は拝めず かわりに鳴沢岳に沈む月の入り

針ノ木峠の向こうには槍ヶ岳

写真中央これから向かう“鳴沢岳”(2641m)
左にちょこっと見える“赤沢岳”(2678m) 左奥は“スバリ岳”(2752m)

コイワカガミ

新越乗越付近から振り返り岩小屋岳を観る 左は鹿島槍ヶ岳かな?

雲に浮かぶ“剱岳”

鳴沢岳山頂

でたな妖怪


ミヤマキンバイとチシマギキョウ

崖っぷちを歩く


スバリ岳、針ノ木岳・・・ これからが本番です

ふ~くたびれた…

スバリ岳から見る黒部湖

さあ、次は針ノ木岳目指して頑張ろう

最後の登りはつらいねぇ


針ノ木岳より眼下に黒部湖を観る

たぶん、ミヤマキンバイ

チシマギキョウ


今回も出会えました
人間おかまいなしで登山道を歩き回るライチョウ親子です


コマクサ 高山植物の女王さまは馬面でした


イブキジャコウソウ

イワオウギ

針ノ木峠へ急降下 下に見えるは針ノ木小屋

針ノ木雪渓下降

kazさんいわく、この時季こんなに雪が少ないのは初めてだそうだ

大沢小屋で休憩 ご主人から下山の近道を教えてもらい扇沢へ♪

当然ながら、kazさんは北アルプスの山々に詳しく、高山植物もよく知っている。はっぴーさんは花全般に精通しているので、二人に教わることばかり。天気に恵まれ、可憐な花たちは見頃で景色も最高、ライチョウにも出会いブロッケン現象まで現れた盛りだくさんの山行だった。
しかし、花の写真を載っけたこのブログ記事、他人のブログみたいで落ち着きませんけどね(笑)

2016.7.20(水)~21(木)
《今回のルート図》
この記事へのコメント
はっぴー
高山病にならなかったのは、
やっぱり途中の花撮影を解禁したおかげかも(^^)
花の写真、特にバックの風景が入っている
チングルマ、ミヤマキンポウゲ、コマクサが素敵です。
イガイガ
ほかにも秘技を駆使した写真が何枚かあったのですが、景色にピントが合った写真ばかりで、お見せできないのが残念です(笑)
高山病症状がでなかったのは、すでに脳の酸素が足りず、鈍化しているのかもしれません^^;