世附の名瀑、大棚にはヤマンバがいるらしい。
ヤマンバとは深山に住み、夜な夜な出刃包丁を研いで迷い込んだ旅人を食っちゃうという怖ろしいイメージの伝説の老婆。もちろん、そんなのは昔話で、いまどき信じている人は誰もいませんね。もちろん私も信じていません…
でもね、いたんですよヤマンバが。ホントだよ。
山口橋[5:25]…峯坂林道…天神山[6:25]…峰坂峠[6:52]…土沢出合[8:15]…世附川取水口入口[8:26]…水ノ木幹線林道…水の木橋[9:05]…大棚[9:15/9:50]…大棚橋[10:00]…水ノ木幹線林道…日向沢橋[11:10]…入道棚[11:40]…湯船山南尾根[11:50]…湯船山稜登山道[13:50]…白クラノ頭[14:08/14:18]…白クラノ頭南東尾根…山口橋[15:40]
大棚かぁ…。
浅瀬からは遠いし切通峠からも似たようなものだな…
ならばいっそのこと山越えで行こうというわけで、ヘソ曲りは一番きつそうな峰坂峠越えを選んだ。
最近歩いたところばかり、道中は省略していきなり大棚です。
言わずと知れた世附の“大棚”、水量の多さは間違いなく丹沢一。
なんともヘタクソな写真だなぁ、まずは左から近寄る。
さらに近づいてみましょう。
瀑風で飛沫を浴び、陽射しもまばらでうまく撮れませんが迫力は満点
いないな。ヤマンバきょうは留守かな…
戻って、少し離れてみると…
やっぱりいるわ
分りました?
何が?
大棚の写真だけで、また誤魔化して手抜きか?
ヤマンバはどうした?
そんな声が聞こえてきそうです。
見える人には見えるのですが、ここまでの写真で何も感じなかった人のため、
もう一枚写真を用意しました。
下の写真は、5年前に大棚を訪れたときにブログ記事のトップに使ったものです。
このときは全く何も気づかず、あとで写真を見たら誰かに睨まれているような違和感が…
少し離れて、あらためて写真をみてビックリ
何ともおどろおどろしい顔の白髪の老婆が、こちらを睨みつけているではありませんか
今回のルートは、今まで歩いたことのあるところをつないだだけ。
一部分をのぞいては、ほとんどが林道歩きで、距離は長くても大丈夫だろうと、
タカをくくったのが大間違い。
帰りの湯船山稜までの登りは情けないぐらいヘロヘロ、まるで夢遊病者のようでした。
しょうこりもなく、またやっちゃったって感じです(笑)
一部のマニア向け要素は多少ありました。
GPSロガーの軌跡を添付しておきますので、気になることがありましたらコメントでどうぞ。
2016.9.17(土)
《今回のルート図》
この記事へのコメント
はっぴー
最近、大棚も観ていないなぁと思いながら。
このエリア、花はありませんが(^^;
私にとってはVルートを始めたころの憧れ、
心惹かれます。
イガイガ
大棚のヤマンバちゃん誰かに似てなぁ~い?
パーーーンチ!! バコ~ン!☆(。_゚)☆
はっぴー
パーーーンチ!! じゃ足りないわ
イガイガ