本格的な見頃まではまだまだながら、ようやく色づき始めた檜洞丸。青空も広がり、雪を頂いた富士の眺めも期待できそうだ。気温があがって雲が湧き出す前に山頂にたどりつこうと本棚沢は断念、優等生ルートのつつじ新道を歩いていくことにした。
つつじ新道1250m付近、このあたりからブナの木にも色づきが
1350m付近
富士山は観えたときが写しどき
やはり、雲が昇ってきた
同角ノ頭、このあとガスがあがって隠れてしまう
貫禄充分、木道脇のシナノキの古木
やはり、富士山観るなら10時前まで
だ~れもいません 独り占め
山頂からの富士山 このあと雲におおわれた
帰り道は石棚山稜経由 鞍部の老カツラは一本ダウン
このまま気持ちよくおしまいにするつもりだったが、どうにも腹に据えかねたことがあったのでひとこと苦言を申すことに…
石棚山稜をくだって箒沢公園橋へ向かう途中、板小屋ノ頭から登山道を離れて五右衛門沢の崩壊地ふちをたどり、東沢左岸沿いを歩いて山ノ神の祠まで続くバリエーションルート。ここは道迷いが多く過去には滑落死亡事故まで起きたことのあるところ、もちろん正規の登山ルートではないが、西丹沢ビジターセンターへの近道のため、地図読みをしながら下降するには楽しいルートである。昨年の12月にここを歩いたときはマーキングの類はほとんど撤去されたすっきりしたよい尾根になっていたのだが、きょう歩いてみると始めから終わりまで5mと間隔を空けずに赤ペンキのマーキングが続いていて愕然。一時期、バリエーションルートの至る所にうざいほど付けられていた紫ヒモのマーキングよりも悪質で始末に悪い。
今に始まったことではないが、独りよがりの無用なマーキングや私製の山名板を付ける行為、やめてもらいたいものである。
今に始まったことではないが、独りよがりの無用なマーキングや私製の山名板を付ける行為、やめてもらいたいものである。
西丹沢ビジターセンター[6:53]…つつじ新道[7:00]…ゴーラ沢出合[7:40]…檜洞丸[9:53/10:00]…石棚山稜[10:12]…板小屋沢ノ頭[11:44]…五右衛門沢左岸尾根~東沢左岸~山神祠…西丹沢ビジターセンター[12:50]
《今回のルート図》
2019.10.30(水)
この記事へのコメント
田んぼ
赤ペンキは、一番ひどいです。過去に、某尾根で赤テープ設置中に
出くわし。「赤テープ付けたので、見て下さい。」と言われた事が
あります・・・。檜洞丸にも私製山名板が、生きている木に針金で
グルグル巻きにされていました。(即撤去。)
未だに、マーキングして「おれってスゴい!」と思っている人が
いるとは・・・。腹立たしくもあり、残念です。赤ペンキ(スプレー?)
消す方法等をちょっと聞いてみようと思います。
イガイガ
人それぞれ考え方があるので、多少のことは黙認するのですが、今回は我慢ならず、書いてしまいました。分かりづらい分岐や、要所要所ならまだしも、一本道の間違いようのない尾根筋にも間隔を空けずにベタベタ赤ペンキをつける神経が理解できません。
そもそも、地図が読めない輩は入っちゃいけないところなんだから、マークなんて要らないんだよと言いたいです。
ごえ
昨日、祠尾根を下山して同様に愕然とし、悲しい気持ちになりました。8/17時点ではなかったので、最近なのでしょう。丹沢のVRをちょこちょこと歩いてますが、違うルートでもこのような事がおこっていないか、とても危惧しています。
同じ日に歩いて会えたら「せめてテープに」とやんわりと伝えたいと思っていますが難しいですね。
イガイガ
ビニール紐やテープなら撤去すればすみますが、生木にペイント・スプレーじゃなすすべなしです。ホント困ったもんだ。
ほかでやってなければいいんですけどね…