本谷川の名知らずの沢

本日歩いた沢は本谷川の右岸にあり、左岸のモチゴヤ沢と向き合うようにして流れ出る短い沢だが、この沢、清川村地名抄や県の資料を調べても名前がはっきりしない。もっとも、三流どころなのでちゃんとした名があるかどうかも分からず、だからといって適当な名前を付けるわけにもいかないので「名知らずの沢」とした。

というわけで途中の様子は省略、ここは本谷川左岸モチゴヤ沢出合の上流側にかかる二連の堰堤下、きょうはここの右岸から流れ出る名知らずの沢を遡行する。

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出合は苔っぽくガレや流木だらけ、ヒルがでそうでイマイチそそらない…
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それでも100mほど奥へ入っていくと、Yの字になって流れ落ちる5mの滝だ。
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右から小さく巻いていくとすぐ上に4mのゆるい滝が続きここも流木だらけ。
じゃまで写真が撮りづらい。

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流木をよけながら登るとさらに5mの滝が続く。
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どの滝にも、お供えのように流木が寄りそっているので見映えが悪い。
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少し間隔を空け、あらわれた4m滝
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コケ岩を滑り落ちるナメ滝
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狭い岩間を勢いよく流れる樋(トイ)状の滝
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そして、見えてきたのが簾(スダレ)状の滝
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見上げていたときはそれほどの落差を感じなかったが、
左岸から眺めると意外に落差がありこんな感じ。
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そして、このすぐ上が湧水口で水の流れはここまで、
それにつれ沢形も岩壁に突きあたり沢は終わる。
本谷川からここまでの標高差はせいぜい200mから250mほど、
大きな滝はなかったが4m~5mの滝の連続で、
湧水を水源にして急峻な谷間を流れ落ちるマニアックな沢だった。

沢遊びはこれにておしまい。
あとは急斜面を登って長尾尾根に合流すれば、本日の記事もこれにて終了。
その他の詳細は割愛につき、《今回のルート図》およびタイムテーブルは省略です。

 2020.6.4(木)

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