霞む鍋割山周回

夜半に降っていた雨も明け方には上がり、午前中には青空になるはずと、
スッキリ晴れた富士山と、周辺の山々の鮮やかな彩りを期待して鍋割山に登ったものの
早くに登りすぎて雲の中、混み合う山がイヤで早めに登ってきたが少々ガッカリ。
晴れるのを待つほど暢気じゃないのであきらめて下山、カヤノキダナ山稜から、
雨山山稜を回って帰ってきたころには、すっかり晴れてなんだか損した感じ・・・
もしかして、早起きは三文の損なの? 
そんなことを思う山歩きでした。


出発は寄大橋だが、今もまだ水源林ゲートの先は昨年の台風による道路陥没で復旧作業中、
ゲートにデカデカと全面通行止めの看板はあるが日曜日の早朝のこと、
工事が行われることもないだろうとこっそり突破させてもらう。
復旧現場を抜けたら後沢右岸から沢沿いの作業径路をたどっていく。
一時期、荒れて歩きにくかった径路だったが、補修されてずいぶん歩きやすくなっていた。

100_0096.jpg
100_0101.jpg

山肌を覆った雲は滞ったまま、周りはすべて乳白色
100_0104.jpg

後沢から左岸の植林帯を登って抜けでれば登山道と合流、後沢乗越へ
100_0105.jpg

あんまりキレイじゃないけどモミジの絨毯
100_0108.jpg

鍋割山の山頂、人影なし視界もなし
100_0111.jpg

チョッピリ幻想的な鍋割峠
100_0118.jpg

ときどきガスの切れ間はあるのだが、なかなか晴れず紅葉も霞み気味
100_0121.jpg

カヤノキダナ山稜周辺は、晴れていれば彩り鮮やかそうだが近くしか観れず残念
100_0128.jpg

雨山峠から雨山への登攀途中、ガスが晴れてきたカヤノキダナ山稜と鍋割山をみる
100_0143.jpg

昼すぎ、檜岳から寄大橋に降りて鍋割山をみれば雲も消えてスッキリ…
なんだよチキショウ
100_0148-1.jpg

山頂での昼めしタイムを目指して、余裕で登り始めたハイカーたちには、
きっとよい景色が眺められたことでしょうね。
残念だったけど、人混みの山大きらいなオレだし、きょうのところはあきらめましょう。 

寄大橋[6:06]…後沢出合[6:19]…後沢作業径路…(20分ロスタイム)…後沢乗越[7:43]…鍋割尾根…鍋割山[8:42]…カヤノキダナ山稜…鍋割峠[9:02]…雨山峠[9:54]…雨山[10:32]…檜岳[11:03]…檜岳南東尾根作業径路…寄大橋[12:17]

 2020.11.08(日)

《今回のルート図》

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック