ヘロヘロにならないうちに歩いてこようと思い、
半原にある塩川滝を訪れ観瀑してから、経ヶ岳、仏果山、
高取山と巡って歩いてくることにした。
「瀧神橋」観瀑のための橋だが、
雰囲気にそぐわない人工物は好きじゃないな…
街中の歩道橋みたいだよ、これ。

二段になって落ちる塩川滝。今の季節は、水量少なめ、迫力も控えめ。

滝下から眺めるだけのつもりだったが、
自称、落口ハンターとしては、やっぱり落口を覗かずにはいられない。
滝前広場から右岸に取り付き、ぐるっと回り込んで落口へ。
落差30mにいつわりなし。

落口を覗いたら尾根伝いに戻り、経ヶ岳を目指して南に向かっていく。
しかし、尾根にあがってみると、
以前はなかった植生保護柵が張り巡らされていて思うように進めない。
そのうえ、足下のつる草がからまりトゲトゲの草木が容赦なくまとわりついて四苦八苦だ。
ようやくヤブから抜けだし、ちょうどあった伐採作業用のトラック道をたどっていたら
今度はどんどん離れていってしまう。
仕方がないので適当なところを登って尾根筋に復帰したが、
朝から急なヤブ尾根歩きはホント疲れるわ。

法華峰林道から経ヶ岳の北尾根にのり、
関東ふれあいの道に合流すればあとはハイキング道。
経ヶ岳のベンチもきょうはフリーだ。

平日とはいえ、まったく人と会わず仏果山へ。
ここでランチ休憩の一人をみかけただけで、以後誰とも会わず。
すっかり撮り飽きた眺めだけど、やっぱり撮っちゃうね。

高取山もひっそり、誰もおらず。
こちらも展望台からお決まりの眺めを一枚。

さてここからどうしようかな…
高取山から半原方面にハイキングコースを下っていくのが早いが、
もう少し北東に下って宮ヶ瀬ダムまで行こうか…
と思ったのだが、やっぱりそのあとに車にもどるのが大変そう。
途中で考えなおし、や~めた。
鉄塔の立つ大沢山の手前から、山腹を絡んで水平につづく鉄塔管理道が目に入ってしまった。
「関係者以外通行禁止」の文字があったように思ったが、
老眼がすすんだオレはにじんでよく読めない。
「関係者以外も通行可」にみえたのでたどってみることに…
ほぼ水平につづくこの径路、これがまた思っていた以上にしっかりした道で、
そんじょそこらの登山道よりよっぽど歩きやすい。
半原大沢林道から半原中央林道とたどって関東ふれあいの道の道標にしたがい
国道412号に降りたらあとはテクテク歩いて塩川滝へ。
山道歩きと違って舗装道路を歩くのはずいぶん遠く感じるなぁ。
きょうはここまで。
年内の山遊びもここまでかな、たぶん。
塩川滝[7:55]…落口[8:13]…経ヶ岳[10:39]…半原越…仏果山[12:28]…宮ヶ瀬越…高取山[13:07]…大沢山[13:37]…東佐久間幹線鉄塔管理道…半原大沢林道~半原中央林道…国道412号…塩川滝[15:43]
2020.12.24(木)
《今回のルート図》
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