不通区間に公共施設や営利施設がないことを考えると、
復旧工事の優先順位はかなり低いように思う。
それに、復旧したとしても、以前のように一般車両がゲート先に入れる保障もなく、
そう思うとあきらめもつき、余計にかかる往復時間もたいして気にならなくなった。
きょうも松茸山登山口から出発、林道ゲートをすり抜け、
路体流失やガレの押出しをかわしながら歩くこと1時間15分、
先週も歩いた大平への徒渉口に着いた。
ここで早戸川に下降し、300mほどさかのぼっていくと、左岸からマッコ小屋沢が出合ってくる。
滝好きとしては近くから写真を撮りたいのだが、
落ちたら溺れそうな深い釜なので岩飛びして越えられない。
左岸に取り付き、上から眺めるだけで諦める。
すぐには沢に戻れず、
そのまま左岸の尾根を進んでいくと沢まで続く踏跡があったので降りていく。
降りたところはゴーロ、大きな岩を乗り越えながらしばらく沢の中を行くと、
同じくらいの水量比で左から沢が出合ってくる。
そのまま直進してしまうとアレ沢に入ってしまうので、左折してマッコ小屋沢を進んでいく。
沢の中は相変わらず大岩が折り重るゴーロ、滝といえるようなものはほとんどなく、
たまにあっても岩が重なるゴロタの滝だ。
なかなか高度が稼げないゴーロをダラダラいく。
ようやく4mの滝があらわれた。以前と少し流れが変わったようだ。
その先で沢は西に直角に曲がるが、正面には扇状に岩肌を伝い落ちる25mぐらいの滝が見える。
沢が右に曲がると滝場になり、
ここが大平にあった県立キャンプ場の取水場だったようで名残の3連ドラム缶が残っている。
ナメの小滝に続き5m滝は落口に大岩がかぶさり見栄えが悪くなった。
続く5m滝の流れは変わらないが左岸にあった径路は崩落して消えていた。
この沢で一番落差のある二段12mの滝。
日差しがつよくてスローシャッター撮影は無理。
910mの二俣を右に行くと相変わらずゴーロが続き、
1000mあたりからいくらか沢歩きっぽくなってきたが困難な滝はない。
唯一、てこずったのが最後の難関6m滝。
直登するのは無理なので左から巻いていくが、以前はあったはずのロープがなくなっていた。
そうなるとバンドのトラバースに高度感がありちょっと怖い。
ロープをだして安全を確保しながら越えていった。
越えた先は春の小川のような平流になり、水の流れが続いていくのは西に続くササノ沢だ。
北に続くセイゲンジ沢には水流はなく、窪地のような沢を登っていくとたどりつくのがここ。
カバの原なんて名前が定着しているが、このあたりには清源寺という古称が残っている。
それにしてもここまでずいぶん時間がかかったもんだ。
最後の6m滝でもたついたのは確かだけど、それまではほとんどがゴーロ歩きなので
特段苦労したところはなかったんだけどな。
さて、帰り道は今さかのぼってきたマッコ小屋沢左岸の径路を歩いていけば早いのだが、
だいぶ古くなり分かりづらくなった。
それでも、径路に沿った朽ちかけの木枠があるので追っていけば大丈夫、
と油断して歩いていたらいつのまにか径路から外れていた。
おっといけねぇ、このままじゃ沢に降りちゃうぞと、
引き返したのだが今度は行きすぎてまたバック。
三度目の正直で径路に復活したが、初めて歩くところでもないのに、
情けねぇなぁ。
以後は気を引き締め、アレ沢まで戻ったら、
先週歩いたのとは逆に奥野林道からは早戸川林道に渡り駐車地へ。
本日は6時に🍺となりました。
2021.04.10(土)
松茸山早戸川口[6:25]…早戸川林道…早戸川下降点[7:40]…マッコ小屋沢出合[7:55]…アレ沢合流点[8:50]…取水三連ドラム缶[9:54]…セイゲンジ沢出合[11:27]…清源寺[13:40]…マッコ小屋沢左岸径路…奥野林道終点[15:00]…大平下降地点…早戸川…早戸川林道[15:30]…松茸山早戸川口[16:37]
《今回のルート図》
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