梅雨空の合間を縫って二度ほど山には出掛けているのだが、
雨が上がりの蒸し暑い山中はヤマビルの天国。
湿った落葉の上を歩いていると、次から次に這い上がってくるヤツらに辟易する。
もちろん対策は万全だが、ちょっと気をゆるめると、
密かに這いずってくるヤツがいるので気は抜けない。
それに遊び終わったあとお持ち帰りしないよう、ヒルチェックするのも面倒くさい。
きょうは余計なことに気を払わずに歩けるよう、
今のところヤマビルの侵略は受けていない、世附川上流域の沢歩きを楽しむことにした。
というわけで行き先を三ノ沢にして、明神峠を起点にしようと思ったのだが、
唯一の駐車スペースは先着車あり。やむなく予定を変更、三国峠からのアプローチとした。
三国林道を15分ほど歩いて、一ノ沢と二ノ沢を分ける中間尾根に降りたどっていく。

中間尾根の末端まで降りてきた。右は一ノ沢、左が二ノ沢だ。

二ノ沢の遡行を開始するとこの沢筋で唯一落差をもった8m棚に行く手を阻まれる。
吐き出される水勢が強く、周りは岩壁に囲まれているので越えられない。
少し戻った左岸に取り付き、林道に上がって越える。

ふたたび沢に戻り遡行再開、
右手から三ノ沢が合流すると、分岐の台地にはかつてのパルプ工場だった遺構がある。

三の沢橋をくぐり堰堤をひとつ越えると、小規模なナメや淵、釜が印象的な沢が始まる。

ミニゴルジュの中の斜瀑

ナメと淵

小棚と釜

この辺りから続くナメ床はなかなかの見応え👍



4m棚を攀じって越えるとその先には堰堤が

沢歩きとして楽しめるのはここまでかな

このあと二つほど堰堤を越え三国林道に上がれば沢歩きは終了。
帰りに鉄砲木ノ頭から黒富士を眺めて本日は早帰り。

整備された三国峠の駐車場。大型バスまで止められるようになって様変わり

およそ一ヶ月ぶりのアップとなりました。
山歩き同様、ブログの更新も勝手気まま気のむくまま…
ま、これからはこんな感じになるかなと思いますので、
気が向いたらのぞいてみてください😊
2021.07.17(土)
三国峠[6:30]…三国林道…一ノ沢と二ノ沢の中間尾根[6:45]…二ノ沢[8:15]…三ノ沢[8:47]…三国林道[11:15]…甲相国境尾根…鉄砲木ノ頭[12:00]…三国峠[12:13]
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