現在、復旧工事が行われているので、ようやく開通のメドがたったようだ。
とはいえ、現状はまだ以前のまま、車両は奥まで入れず通行規制の手前に車を置いて出発である。
きょうのルートは鐘撞山から大室山にむかい、西ノ肩から東海自然歩道を巡って
戻ってくる予定である。
危なっかしいことはしないつもりだが、
いくらか雪が残っていそうなのできょうも苦労するかも・・・
まずは折花宮をお参りして、その先の登山口に取り付いた。

折花橋を渡った右手にみえる階段がきょうの取り付き口。

階段を上がるとすぐに、ヒノキの植林急斜面になり、
あえぎながら登っていくと山腹のトラバース径路に合流した。


県境の尾根まで登ったら、まだ雪の残る尾根道を鐘撞山へ。
はるかかなたにヒョッコリと大室山。

ここまでは、くるぶし程度の雪だったが標高900mを越えると少しずつ深くなってきた。
でもまだ許容範囲。

なんて思っていたら北側は雪が深くトレースもないのでズボズボ、
登山道は雪に埋まって見失い、ウサギの足跡を追いながら斜面を登っていく。
つらい!ぐるじぃ~💦


神奈川県側は渋い植林ばかりで眺望なし
山梨県サイドはいくぶん自然林は多いが地味な景色だ。
1350m付近でようやく視界が開け大笄から檜洞丸方面、奥には蛭ヶ岳がキレイに観える。

ため息つきつき、ようやく山頂が目の前に。
でも、ここからの最後のひと登り、けっこうつらいんだよな😣

ズボズボヒーヒー💦ようやく着いたぁー


10分ほど休んだら下山開始、
西ノ肩から観るきょうの富士山は、雲に隠れてはいなかったがやや霞みぎみだ。

犬越路への登山道は日当たりがよいので雪も少なく、木道が整備されているので歩きやすい。
前面が開け、綺麗な眺望がのぞめるのもイイね


神ノ川方面に向かうなら、一般的には犬越路まで下って日陰沢橋に向かうのが定石だが
やっぱり悪魔のささやきが聞こえてきた。
東海自然歩道を1230m付近まで下ったあたりに、
地形図には東に延びる破線ルートが記されていて、
バリ好きならつい呼ばれてしまうところだが、
現在ここに明瞭な径路はない。
つんのめりそうな急峻な細尾根を下降したあと、
下部の植林帯に入ると作業径路はあるのだが、
ショートカット路としてはリスクがあり一般的ではない物好きコース。
最後は犬越路からの東海自然歩道が日陰沢の左岸に降りてきたところで合流する。
あとは日陰沢沿いを歩いて日陰沢橋から神ノ川林道を行くだけではあるが、
日中は崩落した法面の復旧工事が行われているので
工事現場を通り抜けるのは危険がともない作業のじゃまになるので御法度。
じゃどうしたんだって?
答えは軌跡をみれば分かるかな…これも反則だけどね。
2022.02.28(月)
神ノ川林道(小瀬戸)[7:00]…折花宮…折花ルート[7:16]…鐘撞山北東尾根[8:10]…鐘撞山[8:45]…オソノ尾根…大室山[12:10~20]…西ノ肩…主稜東海自然歩道…1230mからショートカット[13:20]…日陰沢左岸東海自然歩道[14:33]…日陰沢橋[14:55]…駐車地[15:37]
※オソノ尾根は道志村の村史「道志七里」添付図より引用
※オソノ尾根は道志村の村史「道志七里」添付図より引用
《今回のルート図》
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