この先の予報をみても傘マークのからんだ日ばかり、
きょうの晴れを逃すと青空が貴重になりそうなので、
間近に富士山を眺めながら、久しぶりに世附の大棚まで出掛けてみることにした。
早朝の神奈川県側はまだ曇り空、
県道山中湖小山線を三国峠に向かって峠道を登っているうち雲を抜け、青空が広がった。
三国峠の駐車場を出発、鉄砲木ノ頭から山中湖越しの富士山と南アルプスの山並を観る。

しばらくは県境をのんびりハイキング。

東側の丹沢山塊は雲海になっていたが、ようやく雲がひいてきた。

切通峠
右に折れて切通沢沿いに行くのが大棚には近いが、
もう少し富士山を眺めたいのでこのまま進み、高指山を目指す。

高指山からの富士山は均整がとれているけど、イカリ肩だね😄

高指山で登山道を離れ、東の尾根伝いに鉄塔巡視径路を下っていく。
見晴らしのいい鉄塔の下からヒモシ峠方面をみる。

尾根の末端近くで林道に降りたら大棚に向かい、落ちない程度に近づいて落口をのぞく。

林道に戻って回り込み大棚の下へ。
スギ林に残る野ざらしのペルトン水車、かつてあった発電設備の名残だ。

落差30mの大棚、水流の迫力はだてじゃない


小滝横の岩場までいってカメラをかまえるも、水しぶきが吹き抜けびしょ濡れ、
まともに写真が撮れない。

しばらく滝見を楽しんできょうはここまで、さて帰りはどうしようか・・・
切通沢沿いに林道を歩いて切通峠に戻るか、
水ノ木幹線林道を明神峠まで延々と歩くかが一般的だが、
前者は来た方角に戻るのでなんとなく面白くない。
後者は林道歩きが長く、明神峠にでてからの車道歩きがイヤで気が進まない。
水ノ木幹線林道の途中どこかで適当なところをみつけ、丸尾の方面に登ってみることにした。

地形図を見ると、いくつか登れそうな尾根筋が確認できたが、
実際は法面があって取り付くのが難しいところばかりだ。
それでも少し頑張れば登れそうなところを見つけ、尾根伝いに登ってトチノ丸の東側へ。
ここまで来ればまだまだ距離はあるが、三国峠までほぼ水平歩きなので気は楽である。
2022.04.25(月)
三国峠[7:12]…鉄砲木ノ頭[7:28]…切通峠[8:11]…高指山[8:39]…高指山東尾根(切通沢左岸尾根)…大棚沢林道[10:05]…切通沢橋[10:12]…大棚橋[10:42]…大棚落口[10:55/11:05]…大棚[11:10/11:40]…大棚橋[11:52]…水ノ木幹線林道…丸尾沢支流の尾根[12:20]…トチノ丸[13:24]…丸尾山[13:41]…三国林道…三国峠[14:56]
《今回のルート図》
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