そんな、いにしえの巨樹たちに遭遇できるのが本間ノ頭南東尾根や弁天尾根。過去に何度か紹介していて重なるが、今回も写真をメインにUPしてみることにした。
ヤビツ峠を越えてきた場合、県道70号は塩水橋で完全シャットアウト。
本間ノ頭南東尾根に取り付く橋の左岸側には入れず、やむをえず塩水林道から川を渡って取付いた。

まずは、塩水の山神さまにご挨拶して出発

径路をたどり、小丸(741)北側鞍部付近のアカガシ
樹皮が赤っぽく常緑樹なので冬場でも葉をみて特定しやすい

860m付近のツガ
モミやツガやカヤって識別しにくいかもしれないけど
慣れてしまえば遠くからでもよく分かる

900m付近のモミ
この標高になるとさすがに見応えのあるモミの木がふえてきた

・1137標高点の少し手前に立つランドマーク的ブナ

・1137のちょっと上の稜線
立派なサワグルミだけどこのエリアではまだまだ若僧だな

稜線から東に少し外れた1150m付近にあるミズメ巨木
白っぽい横縞模様に剥がれかけの樹皮
周囲の落ち葉から推測してもシラカバの仲間のミズメに間違いなし
これだけ立派なミズメは見たことがない

本間ノ頭

中央に蛭ヶ岳
鬼ヶ岩北東の白馬尾根には白馬は訪れていないようだ
明日あたり来るのかな

弁天杉
谷側からの姿は凛々しく見事な老木なのだが
いかんせん裏に回ってみると傷みが進んでいるのがよく分かる

以上
2023.02.09(木)
瀬戸橋【7:03】…本間ノ頭南東尾根…本間ノ頭【10:00】…円山木ノ頭…弁天尾根…弁天杉【11:28】…ワサビ沢出合【11:48】…塩水林道…鷹ノ巣径路【12:05】…天王寺峠【13:02】…瀬戸橋【13:30】
《今回のルート図》
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