ようやく季節も秋めき、たまには沢を離れて青空のもとを歩こうと、
久々に丹沢の主峰蛭ヶ岳を訪れることになった。
とはいえ、このところの体力の衰えはいちじるしく、同行の二人に迷惑をかけそうだが、
そこは介護者同伴ということでゆるしてもらうことにして、
丹沢山から蛭ヶ岳の主脈ルートを歩いてきた。
気象庁の季節用語では夏を6~8月、秋は9~11月と定義しているそうだ。
ひと昔前ならさしたる異論もないのだが、ここ最近の気候を考えると、
あきらかに季節がズレてきているように感じる。
天王寺尾根の標高1300m付近も秋はまだ遠い印象だ
丹沢山の定点からの富士山
きょうは久々に幽玄な姿をみせているぞ
丹沢山からツルベ落シを一気に下り 不動ノ峰へと登り返す
路傍のリンドウにお花心
主脈線、塔ノ岳方面をみる
建て替えなった不動ノ峰休憩所、ただし利用可能はもう少し先
紅葉を待たず、枯れ始めた落葉樹が目立つ(ハウチワカエデ)
(ナナカマド)
不動ノ峰付近
鬼ヶ岩ノ頭付近、だいぶ近づいたぞ
鬼ヶ岩から蛭ヶ岳 檜洞丸 富士山のそろい踏みを観る
振り返って鬼のツノ
最高峰への最後の登り、以前は息つくことなく一気に登れたけど...
今や後続に気を使いながらのカメ登り💦 ナンか悲しいね😥
途中、何組にも追い抜かれながらもなんとか登頂❗
少し休んだら帰路はちょっと登山道を外れ
鬼ヶ岩ノ頭から白馬尾根~本谷沢~早戸大滝~瀬戸沢ノ頭~堂平の古典的バリルート
植生保護柵だらけになった白馬尾根から魔法のロープで本谷沢へ下降
早戸大滝
今回は滝下も落口もスルーして遠望のみ、自称‘‘落口ハンター’’の異名も返上だな...
しかも、ここから瀬戸沢ノ頭までの登りって超キツイんだよなぁ~
すでにヘロっているのに大丈夫かな…
スピードスターのnenetaさんはどんどん登って行くし、ardbegさんも着実な登り
オレはというと、まったく脚が上がらずドンガメ以下の歩み…
何度も待ってもらって休みながら、ヘロリヘロってどうにかこうにか瀬戸沢ノ頭へ
堂平
きのこハンター
当然ながら今回も二人のスピードについていけずバッテバテ💦
ペースを乱して申し訳なかったけど、おかげで完歩することができ、
心地よい疲労感と達成感で満足の山歩きであった。
でも、そろそろバリ遊びからの引退宣言する日も近そうだなと
実感する山遊びでもあった。
2023.10.14(土)
《今回のルート図》
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