今回は、山梨県は白州の日向山へ行くことになったのだが、
もちろん、単なる登山道のピストンで終わってはつまらない。
周回コースとして、渓谷美で有名な尾白川渓谷を散策し、
そのまま右回りで日向山を周遊してくるつもりだったのだが、
事前のリサーチ不足と判断の甘さがたたって、
日向山への登山を断念するはめになってしまった。
平日の高速道路はサンデードライバーが少ないせいか、
もたもた感がなく走りやすい。
順調に走って須玉ICを降りたら、少しだけ地元の通勤渋滞に付き合い、
8時過ぎに、尾白川渓谷の駐車場に着いた。

支度を終えて、出発前に駐車場の案内板を確認してみるとアレッ?

(駐車場案内板の切り抜き)

10年ほど前に、kazさんが歩いたときは特に問題なく歩けたそうなので、
そのあとに崩落等があったようだ。
さて、どうしよう…
ピストンはいやだしなぁ…
もしかしたらすでに復旧しているかもしれないし…
行ってダメそうなら引き返して、おとなしくピストンしましょうということで、
取りあえず、尾白川渓谷方面へ向かった。
日向山への登山路を右に分け、駒ヶ岳神社を通り抜けたら吊り橋を渡って対岸へ。

吊り橋を渡ると尾根道と渓谷道に分かれ、沢沿いに降りていく。

撮影ポイントのひとつ千ヶ淵に着いた。
きょうは天気がよく山歩きには最適だが、
渓谷の中は、木々を透す日差しの濃淡が強すぎて滝の撮影には不向き…
時代遅れのコンデジではどうにも太刀打ちできず😓


尾白グリーンとでも呼ぶべきかな…

鼓滝(つつみだき)

釜はどこも深い


神蛇滝
尾白川渓谷を代表する眺めだが遠くから観るだけ、
それでも迫力は充分伝わってくる。

不動大橋

不動滝 近づけないので橋の上から観るだけ

周辺の紅葉度合はこんな感じ…

不動大橋を渡った先に黄色のテープと通行止めの立て札

この先は自己責任(事故責任?)
行こうと思えば、行けるのかもしれないが、
最近、人の歩いた形跡がみれないし、先の状況が分からない。
勝手知ったる丹沢の山なら、何とかなるさで行ってしまうのだが、
よそさまの山域ではそうもいかず、
きょうはロープやスパイクなど危険回避の道具も持ち合わせていないので冒険はNG。
結局、引き返す決断をしたが、駐車場までは2時間近くかかるので、
そこから日向山へ登るには時間的余裕がなく強行すぎる。
というわけできょうの日向山は無念のリタイア…
滝好きとしては、尾白川渓谷の白い花崗岩と紺碧の清流が織りなす勇壮な滝は見応えがあり、
それに不満はないが、初期の目的を思うと忘れ物をしたようでモヤモヤ感が残る。
ピストンでもいいから、あらためて登ってこようかなぁ...
2023.10.26(木)
尾白川無料駐車場【8:15】…駒ヶ岳神社【8:23】…渓谷道…千ヶ淵【8:30】…龍神平…尾根道…神蛇滝【9:56】…不動大橋【10:43】…通行止【10:50】…引き返して尾根道…駐車場【12:30】
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