ardbegさんnenetaさんと愛鷹山の北側山稜を周回することになった。
もちろん、ひとまかせの山行なので他山域に疎い丹沢バカにはさっぱり。
にわか仕込みの情報によると、一部の区間に危険地帯があり通行が規制されているらしい。
大げさな表現のときもあるので、実際はどの程度の危険度合なのかは分からないが、
行ってダメなら引き返せばいいし、無理せずエスケープもありということで、
とりあえずいってみることになった。
裾野市からの愛鷹山登山口となる山神社駐車場に車を置き出発
大沢入林道を30分ほど進み、右岸の涸れ沢から前岳 に直接つづく中間尾根に取り付き登っていく


そこそこの急登を黙々とこなし、寒風に吹きさらされながら前岳へ

続いて向かう位牌岳をみる

ナンか斜めってるし...
神奈川県からは左肩の出っ張りにしかみえない宝永火口が
口を開けて正面にみえる

位牌岳に到着
ここまで特に問題なく歩いてこれたが、これからがメインイベント
この先に通行自粛を呼びかける看板があり
それを暗示するような山の名前もなんだか気になるところだ

脅し文句の看板を尻目に縦走開始

やっぱりハッタリの看板だったかな…
と思いながら心地よく下降を続けていたら一気に急峻になった
さすがにロープなしでは厳しい斜面だが、鎖とロープがフィックスされているので大助かり

難所が一段落したところでこれから向かう山稜をみる
もう山場はすぎたかなって感じなのだが…

このあとがとんでもなかった
ガリーを垂直にくだったり微妙なバンドをトラバースしたり悪戦苦闘

えぇ~こんなところ行くのかい💦 なんてとこばかり

鎖にしがみついて越えるチビりそうな蟹の横ばい
写真では伝わらないが足下が切れているので踏み外せば谷底まで真っ逆さま
(ardbegさん提供画像)

ルンゼを下ってピナクルを巻いたら今度はあそこまで登り返していく

難所になると俄然燃えてくるみたい

カモシカと誰かさんは高いところがお好き

一連の危険箇所はクリア、越えてきた鋸岳を振り返る

蓬莱山 ここまで来ればあとはハイキング

そしてネコの額ほどの呼子岳 ここで安堵のランチ休憩

越前岳へ向かう途中から見る鋸刃のギザギザ

赤土むきだしの小広い越前岳の山頂
人気の山らしくハイカーも多くて落ち着かない

越前岳からは黒岳に続く東北東の尾根道を一気に駆けくだり車を置いてきた山神社Pへ向かう
(ardbegさん提供画像)

山神社に無事帰還のご挨拶をしたら本日の山遊びもおしまい
きょうも満足、お疲れさまでした

位牌岳~蓬莱山間の鋸岳通過は危険も絡みスリリング
行政が通行を規制しているのも納得できる
ルートには一応鎖やロープが整備されているのだが
高度感がある岩稜なので慣れていない人にはお勧めできない
安易にマネをしないほうが賢明なルートである
2023.12.09(土)
山神社P[7:03]…大沢入林道…前岳取付点[7:34]…前岳[8:43]…位牌岳[9:33]…鋸岳[]…蓬莱山[11:28]…呼子岳[11:54]…越前岳[13:15~30]…富士見峠[14:35]…山神社P[15:03]
《今回のルート図》
この記事へのコメント
坂本庄司
ご無沙汰しています。お元気そうでなによりです。
年賀状の件で連絡しました。次回より年賀状はメールでのご挨拶とさせて頂きます。元旦にプロ写真家になり50年の記念作品集をYouTubeにアップします。その案内を兼ねての新年ご挨拶となります。俺のアドレス宛てに件名に名前を書いて空メールで結構ですので送ってくれると嬉しいです!携帯電話番号も添えてくれたら尚嬉し‼️
よろしくお願いします。
イガイガ
ご無沙汰、詳しくはあらためて連絡します。