沢をからめて遊んでこようと思ったのだが、
行きがけに余計なことを思いつき、寄り道してしまったのが大間違い。
想定していなかった崩壊地にはまり、脱出ルートを模索しているうち、
無駄な時間と体力を浪費してしまった。
おかげで余裕がなくなり、戻ってくる時間を逆算するとかなり厳しい。
無茶はできないし、無理すればロクなことないのは先刻承知、
気持ちも折れてしまい、予定は中止して撤退、いずれ機会を改めやり直すことにした。
そんなわけで、ブログ記事はとぼけるつもりでいたのだが思い直し、
中身がないのは承知で、記録としてアップすることにした。
きょうは余裕をもって行動しようと思い、いつもより早めに、やどりき大橋を出発。
ゲート先の周遊歩道Aから、檜岳南東尾根に取り付き登っていく。
早朝の陽光を透かす新緑も鮮やか、小鳥もさえずり気持ちがよい。
雨あがりの湿った落ち葉や、これから気温が上がってくることを考えると、
そろそろヤツらが目を覚ましてもおかしくないなと思いながら、
植林帯の中の作業径路を登っていく。
懸念はしつつ、たいして気に止めず歩いていると、
足下の落ち葉がゆらいでいるのが目にとまった。
よくみりゃ落ち葉に蠢く丹沢の嫌われものだ!
ズボンを這い上がってくる不届きものまでいる💦
一応、最低限の防御はしてきているが、集団で襲われた堪らない。
閲覧注意❗
幸い、その後は集中砲火を浴びることなく、無事危険地帯から脱出した。
ミツバツツジと富士山
よく見るとまだまだツボミがいっぱい、旬はこれからのようだ。
GW中の檜洞丸方面が怖ろしい...絶対近づかないぞ‼
伊勢沢ノ頭から最短ルートの南東尾根を下降することにする。
ここは昨年の1月に登りで歩いているが、
植林記念碑のある670m付近まで降りてくると周辺の様子が変わっていた。
以前はなかった森林整備用の林道が造成されていて、尾根伝いにあった古道がなくなっている。
伐採作業は行われていなかったでのでよかったが、作業員がいたらさすがにバツが悪い。
なるべく林道は歩かないよう尾根をくだり、秦野峠林道まで降りてきた。
やどりき大橋から檜岳 ~伊勢沢ノ頭と周回してきただけに終わり、
計画の半分も歩いていないが、無理しなくてよかった。
これで充分でした。
2024.4.26(金)
やどりき大橋[6:15]…周遊歩道Aから檜岳南東尾根…檜岳[8:43]…無駄なことして時間、体力浪費…伊勢沢ノ頭[11:05]…伊勢沢ノ頭南東尾根…秦野峠林道[12:30]…やどりき大橋[12:55]
《今回のルート図》
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