久々となる神ノ川だが、やっぱり落ち着くね。
今年の夏が暑すぎて、ほとんど山に行かなかったおかげで、落ちに落ちた体力だったが、
ようやく回復のきざしがみえてきた。
もちろん、以前のように勝手気ままに歩き回るのは厳しそうだが、
無理しなければまだいけると思い、檜洞丸までいってみることにした。
日陰沢橋まで入れると遊びのバリエーションは広がるが、
来年2月まで橋梁塗装がおこなわれているのでゲート前は駐車不可。
林道ゲートは開放されているが、孫右衛門ゲート先が崩落で通行止めなので
工事車輌の出入りが考えられる。
余計なトラブルを避けるため、橋の手前の駐車スペースに車を置いて出発した。

ヤタ尾根の取付き周辺、去年の今頃はもう少し色づいていたと思うけど、紅葉はどこいった?

植林に囲まれた急登をこなしながら、ふと、どのくらい登るんだっけと頭をよぎる。
え~と、檜洞丸が1600mでここが550mだから… 1050mも登るんだ💦 大丈夫かな。
なんて思ったが、登り始めると意外と調子よく順調そうだ。
落ちている広葉樹の葉っぱは黄色か茶色ばかり。

折り返してくる上の神ノ川林道までは、植林に囲まれているのでこんなもんだろう。
1000mを超えて、やっと紅くなるカエデ類やまだ葉を残すブナが多くなってきた。

でも紅葉しきれずに、このまま枯れてしまいそうである(1200m付近)

1350m付近、気が付くと 東に 蛭ヶ岳が見えてきた。

歩みは遅いが順調、順調、熊笹ノ峰まであと一息♪

稜線到着、11月も半ばになるいうのに、やっぱり冠雪はない。
しばしベンチで富士山鑑賞タイム。

檜洞丸北西稜から眺める勇壮な富士山、やっぱりイイねぇ😄

4時間かかったけど檜洞丸、無事登頂。


さあ、きょうはおとなしく帰るぞ。

天気はいいし調子もよさそう♪

やはりピストンは足が拒否、ヤタ尾根分岐は自然にスルー

たまには犬越路までいって戻ろうかとも思ったが、
小笄までくるとやっぱり近いルートに引っぱられる。
北西側2本目の尾根を降りるつもりが、うっかり行きすぎてしまい3本目を下降、
すぐに気付いたが、まあいいやで降り続けた。
上の神ノ川林道に降りるところが少し崩れていたが、
慎重に降りれば問題なく結果オーライだった。

林道を少し歩いて、日陰沢ゲートに直接下る尾根にガードレールを跨いで入っていく。

上の神ノ川林道から下の神ノ川林道への近道だが植林の急斜面、
作業用径路が見つけられれば大丈夫だが、少しズレると歩きにくい。
方角に注意して日陰沢ゲートの前まで降りてきた。
最後に降りるところで、ちょうど居合わせた工事関係者が胡散臭そうにこちらを見ている。
悪いことをしているわけではないが、なんとなく気まずいので「こんにちは~」とスルー、
ごまかして駐車場に戻ってきた。

帰りは我慢できず、登山道を外れてバリ尾根を下ってしまったが、
やっぱり、バリエーションを歩いているほうが性に合ってるなと実感、
どうしようやばいな…
2024.11.9(土)
日陰沢橋[6:35]…ヤタ尾根取付き[6:45]…神ノ川林道(上部)[7:30]…舟窪[8:43]…熊笹ノ峰[9:40/9:50]…檜洞丸[10:30/10:50]…ヤタ尾根分岐[12:05]…小笄…1220m下駄沢右岸下降点[12:25]…上の神ノ川林道[12:57~13:06]…日陰沢ゲート[13:50]…駐車地[13:53]
《今回のルート図》
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