塔ノ岳…表尾根…三ノ塔…ヨモギ尾根

年々季節のズレ込みが著しく、年が開けても温暖な気候が続き雪とは無縁、2月に入って山岳地帯に雪が降ったようだが積もる雪は一度だけ、日本海側に雪を降らせた乾いた寒気ばかり入ってくるので雪はおろか雨とも縁遠い。そんなわけで丹沢の山々に積雪はほとんど見られず、標高1000m以上の山にわずかに残っている程度である。今シーズンはまだ一度も雪踏みをしていないので、雪の感触を味わってこようと思いでかけてみた。
とりあえず行き先は塔ノ岳、人が多いところは歩きたくないので冬期はあまり人が入らない札掛から長尾尾根~表尾根のルートで登ることにした。

札掛に車を置いたら分校跡地横から本谷径路に上がり、上ノ丸の分岐から長尾尾根に取り付き植林帯を抜けていく。

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上ノ丸を巻いて1004m標高点のベンチまで上がると雪道になった。
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小動物の足跡があるのみで2月2日の降雪後に人が歩いた形跡はない。
昨年は壺足だった標高1100mあたり、今年はくるぶしぐらいなので問題なし。

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青空と白い雪にはブナの木がよく映える
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きれいに並んだ丹沢三ツ峰
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今は好展望地となった新大日茶屋の跡地、
しかし、ここまでずいぶん時間がかかってしまったのですでに雲が湧き立っていた。

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木ノ俣大日先の定点、塔ノ岳左肩の富士山は雲に覆われ半分見えず、残念!
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塔ノ岳山頂広場、誰も写ってないけど消しゴムマジック使ってませんよ
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少し雲がひいて姿が見えてきた…
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檜洞丸から蛭ヶ岳の主稜方面、やはり積雪はほとんど見えず
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塔ノ岳から望む下降予定ルート、表尾根をたどり三ノ塔からヨモギ尾根へ
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少し近づいた新大日の南斜面を下りながら望む
右手前の烏尾山から奥の三ノ塔、左に下って蓬平へ、一番奥は大山

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行者の鎖場
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烏尾山から70m下って壁のような三ノ塔へ130m登り返す
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地味につらい登りをこなし、歩いてきた表尾根を振り返る
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三ノ塔で北東へ左折、林業用モノレールに沿った急斜面尾根を下降
けっこうな斜度だが適度な積雪が逆に下りやすい♪

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どこか幻想的なヨモギ平
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尾根後半はしっかりとルーファイ、ヨモギ尾根北端の藤熊川とタライゴヤ沢の出合へ下降
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石飛びで沢を渡り札掛森の家の敷地を抜けたら本日の山遊び終了
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長尾尾根の登りで時間がかかってしまい、最後まで体力がもつか不安だったが、何とか歩き通すことができ、疲労感も心地よく満足の山歩きであった。

 2025.2.7(金)
札掛🅿[6:55]…長尾尾根[7:25]…新大日[10:25/10:30]…塔ノ岳[11:15/11:30]…新大日[12:02]…表尾根…行者ヶ岳[12:38]…烏尾山[13:06]…三ノ塔[13:45]…ヨモギ尾根…蓬平[13:25]…藤熊川•タライゴヤ沢 出合[15:32]…札掛🅿[15:38]

《今回のルート図》

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