相州アルプス 紅葉散歩

もしかしたら雪かも予報に、うっすら雪化粧した山なみを期待してでかけてみたもののチラリとも降らず空振り。そのかわり、標高の低いところまで降りてきた紅葉前線は頃合いもちょうどよく、半原の高取山から華厳山まで紅葉散歩と洒落こんだ。                                                                                       …

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檜洞丸北尾根から矢駄尾根

度重なる台風被害による道路の通行止めにより、丹沢の山遊びが遠くなった感は否めない。玄倉川流域は今に始まったことではないが、塩水川、本谷川しかり、早戸川もズタズタ、道志川の流域も例外ではない。片側通行ながらもようやく開通したばかりの国道413号も新たな崩落でまたもや全面通行止め。神ノ川林道も大瀬戸トンネル先の立石建設までは入れるもののその先に大規模な崩落があり、日陰沢橋までは入れなくなっている。 …

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はだの七福神と鶴亀めぐり

どこから持ち帰ったかもすっかり忘れてしまった秦野市観光協会発行の「南はだの村 七福神と鶴亀めぐり ご朱印帳」なる観光パンフレットが自宅の片隅からでてきた。縁起のいい七福神と鶴亀にまつわる神社やお寺を巡ってスタンプラリーするミーハーチックな内容なのでふだんならたいして気にかけないのだが、久しぶりの青空にさそわれ、たまにはゆるい街中散歩もよいかなと思い出かけてみることにした。          …

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イイね、やっぱり丹沢の富士山

丹沢の尾根を歩いていて富士山にあえれば嬉しくなり、隠れているとがっかりするのはおそらくみんな同じだろう。すでに紅葉前線は中腹に移り稜線はすっかり冬模様だが、青空に映える富士山をみると得した気分になれる。 トップ画像は、表尾根の木ノ又大日をすぎたあたりから大倉尾根越しにみた富士山。観えたときが撮りどき。塔ノ岳まではもう少しだが、あとで撮ろうなんて欲をだすと、あっというまに雲に覆われ隠れてしま…

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高取山のミズメ訪問

先日、花立小僧さんと弥七沢ノ頭へ向かっている途中、標高900mを越えたあたりからブナとともにミズメの木も目立ち始めた。一般的には認知度の低いミズメだが別名をアズサといいシラカバの仲間、横じまの白っぽい木肌がめくれるように剥がれるのが特徴の木である。丹沢でも標高の高いところなら普通にみられるので珍しい木ではないのだが、花立小僧さんの話によると「西山を守る会」のブログに荻野の高取山にミズメの木が…

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弥七沢ノ頭で同窓会

久しぶりに懐かしい面々がそろいレガーさんの声掛けで実現したニカニカ集会、いやニカニカ同窓会。集合場所はバリ派には聖地の弥七沢ノ頭だ。参加者はニカニカ創始者М-Kさん、発起人のレガーさん、アイウエオ順にardbegさん、アンヌさん、EAさん、AYさん、M氏、キリヤマ隊長、shiroさん、ゼフィルスさん、nenetaさん、はっぴーさん、花立小僧さん、massyさん、ミックスナッツさん、YAMさん…

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鍋割山周辺を廻る

丹沢山塊、とくに沢沿いの林道に甚大な被害をもたらした台風19号、やどりき水源林も例外ではなく、ゲート先の道は崩落した土砂が積もって道をふさぎ、路肩が流失して陥没したところもみられた。しかし、復旧作業は迅速に行われているようで、迂回路も設けられていて通行可能になっていた。 ウシロ沢の径路に入ると沢沿いの径路は斜面の崩落や濁流に呑まれて荒れていたが復旧済み、前よりも歩きやすくなっていた。 …

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つつじ新道、檜洞丸にもようやく秋が

本格的な見頃まではまだまだながら、ようやく色づき始めた檜洞丸。青空も広がり、雪を頂いた富士の眺めも期待できそうだ。気温があがって雲が湧き出す前に山頂にたどりつこうと本棚沢は断念、優等生ルートのつつじ新道を歩いていくことにした。 つつじ新道1250m付近、このあたりからブナの木にも色づきが 1350m付近 富士山は観えたときが写しどき やはり、雲が昇ってきた 同角ノ頭、このあとガスが…

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秋の足音

早朝はスッキリ望めた初冠雪 ようやく秋づいてきた木ノ又大日 とは言え、見頃はまだまだ ガスが昇って展望なし、残念 一瞬の切れ間を逃さず蛭ヶ岳 粘ってみたが富士山はあらわれず…  2019.10.23(水)

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台風19号被害、県道70号通行止め

各地に甚大な被害をもたらした台風19号、丹沢山塊にも大雨をもたらし県道70号(秦野清川線)も被災してしまった。おかげで、宮ヶ瀬北原から札掛橋までのおよそ12kmが通行止め、開通の見通しは全く立たず、またしばらくは通行止めが続きそうだ。ついでに本谷林道の状況も報告すれば、斜面の崩落箇所多数、路面がえぐれて流出、陥没した箇所もあり、モチゴヤ沢の先では崩落したガレや倒木が完全に林道をふさいで乗り越えて…

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椿荘オートキャンプ場ふたたび

興味本位と思われるのがイヤで、ブログのアップは控えるつもりでいたが、気になる人も多いはず。周辺の状況と写真をつけて簡単に公開することにした。 行方不明になった美咲ちゃんのことが気にかかり、お役に立たてないことは承知のうえで椿荘オートキャンプ場をふたたび訪れてみた。先日は捜索の邪魔にならないよう、こっそり椿沢をさかのぼって大室山まで登り、前大室から椿沢の左岸尾根を下降して戻ってきたのだが、小…

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弁天尾根から三ツ峰山稜、丹沢山へ

塩水川左岸の弁天尾根から円山木ノ頭に登り、三ツ峰山稜を歩いて丹沢山へブラリ山歩き。まるで春先のようなポカポカ陽気に小鳥たちがさえずり、10月だというのに秋の気配はどこえやら… 写真のみの公開につき、タイムテーブルおよびルート図は省略です。    2019.10.9(水)

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椿沢から大室山

大室山西側山稜の北斜面を源流とする水の流れをひとつにまとめ、道志川に流れでる椿沢。地形図をみた感じは、なんとなく期待できそうな大きな谷にみえる。しかし、規模のわりには傾斜はゆるく、どこまでもゴーロで滝らしいものもないまま大室山に突き上げる沢のようである。滝好きの沢ウォーカーとっては興味がうすい沢だったので、今まで歩いたことがなかったが、最近の気になるニュースで話題になっているキャンプ場内を流れる…

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鳥屋待沢(権現沢)

鳥屋待沢出合の権現橋先駐車余地に車を置き、林道を少し戻って橋の左岸から鳥屋待ダムを越えていく。平凡な下流域はスルーして、そのまま左岸をすすみ、植林の中に続く径路をたどって上流へと向かう。ヤマビルの最盛時期はすぎたとはいえ、まだまだ気の抜けないこの流域、しっかり対策はしてきたが大量に襲ってくる気配がない。そのかわりにジョロウグモの巣がやたら多く、油断しようものなら顔面パックで気持ちがわるい。折れ枝…

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天王寺尾根、丹沢山、主脈歩道

たんなる山歩きにつき、写真のみの公開です。 天王寺尾根歩道 色づき恋しいオオイタヤメイゲツ 丹沢山、塔ノ岳間主脈歩道からみる箒杉沢。残念ながら富士山は雲に隠れてみえず。 日高  2019.9.20(金)

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雷木沢

モロクボ沢が白石沢と出合う白石沢キャンプ場跡地に流入している雷木沢。出合は目立たず見過ごしそうだが、山びこ橋横の低い堰堤をまたいで沢に入れば、綺麗なナメ床が続き、その奥には核心となる大棚へと続く棚場があらわれる。流程は短く、水晶沢ノ頭に突き上げて終わるが、西丹沢の沢歩きの魅力が凝縮された、短いながらも満喫できる沢である。 白石沢キャンプ場跡地内に入り、山びこ橋の横から低い堰堤を越えておとなしい…

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オバケ径路とオバケ沢

本谷吊橋 桟道崩落 長尾尾根870mオバケ径路入口 五町歩ノ滝落口 大棚沢右俣の横断付近 オバケ沢のナメ滝 芸術的なオバケ堰堤 本谷の沢筋で唯一滝らしい、オバケの滝 長い   とにかく標高は上がらないし稜線が遠い… なんとか間に合ったぞ~ 誰もいない塔ノ岳 やばい 塔ノ岳に着いたときは2時半を回っていた。ある程度遅くなることは想定していたが、予想以上に時間をくって塩水…

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小谷の大棚

仏谷の支流である小谷。棚は少なくほとんどガレに埋もれた沢なので、滝好きには少し物足りないが、ひとつだけ見映えのする大棚がある。過去一二度訪れてはいるのだが、大棚意外の沢の状況はほとんど忘れてしまった。久しぶりに訪れ、大棚を眺めたあとは1110mの二俣を左俣に進み、地蔵岳まで詰めてみようと思う。 小谷へは、広河原から仏谷の沢筋を忠実にたどっていく方法もあるが、大きく張り出し迂回していく地蔵尾…

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サガミジョウロウホトトギス 2019

夏の終わりから初秋にかけ、表丹沢のごく限られた地域にだけ自生するサガミジョロウホトトギス。険しい沢の上流域の人が近づかない岩場にひっそりと咲く神奈川県固有の希少種である。 一週間以上前のこと、今回訪れた場所とは別の自生地ではあるが、AYさんがサガミジョウロウホトトギスの開花情報をブログにアップしていた。気候が不順だった今年の夏、開花のタイミングがずれてもおかしくないので、旬の時季を逸し…

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モチコシ沢

もういい歳だし、そろそろ危なげな沢歩きから身を引き、春の小川のようなおとなしい沢でも散策してようかな、なんて考えることもあるのだが、いまだ気力は充実、体力ももてあまし気味とあれば、隠居はまだまだ先になりそうだ。もちろん、沢に向かうときはいつも怖い。でも、沢の出合に立ったときの高揚感、突破困難な棚に立ち向かうときの緊張感、悪戦苦闘の連続でヘロヘロになりながら、稜線にたどりついたときの達成感や充足感…

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岩水沢

神ノ川水系の沢ではマイナーな印象の岩水沢だが、ツメ間近にある岩盤から湧き出る岩清水は一見の価値がある。何度も訪れたことのある沢ではあるが、ひさしぶりに歩いてみることにした。 神ノ川林道のヘアピンカーブから広河原に降り、奥へと進んだ地蔵尾根取付き横に流れ出ている沢が岩水沢である。出合から急で、両岸切り立ち、昼間でも薄暗い。沢をうずめた大ガレを乗り越えながら登っていくと、沢は右に曲がり…

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涼しさもとめて下棚沢へ

梅雨明けとともに一気にやってきた、うだるような暑さにげんなり。涼しさを求めて、勝手知ったる下棚沢へやってきた。台風10号が通過した直後ということもあり、沢の流れはいきいきとして、ヌメった岩肌は水流に洗われ歩きやすく、飛び散る水流も気にならない。冷たい水が流れる沢の中は、尾根歩きにくらべればはるかに涼しく、快適な沢歩きが楽しめそうである。 西丹沢ビジターセンターの駐車スペースも、きょうは余裕…

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五町歩ノ沢

大幅リニューアルにいまだ馴染めず、試行錯誤を繰り返しながら、それでも何とかつないでいるこの拙ブログだが、簡単にできていたことができなくなったり、操作方法がわからなかったりして不満蓄積。少しは慣れてきたとはいえ、この年代になると理解力も衰え、新しいことを覚えるのも大変だ。ついつい愚痴もでてしまうが、こんなときは沢歩きでもして鬱憤を晴らそうと思い、本谷川流域一の美滝、五町歩ノ滝を訪れてみた。 …

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塩水川からワサビ沢へ

丹沢三峰山稜の太礼ノ頭と円山木ノ頭の中間コルに詰め上げるワサビ沢、下流域は堰堤の連続でめげそうになり、後半は岩屑だらけで逃げ出したくなるが、中流域には滝場がありマニアには面白い沢である。ワサビ沢までは、塩水林道を歩いていくのが歩きやすく時間的にも早いことはわかっているのだが、途中から折り返しながら遠回りしていくのが好きではないし、第一、林道歩きは暑い。その点、塩水川の水際を歩いていけば距離も…

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円山木沢

7月に入っても気温は上がらず、傘マークばかりで山遊びはままならず、好きな沢歩きもお預けで鬱憤たまりっぱなしだが、ようやく梅雨明けのきざしがみえてきた。この機をのがさずでかけようと、沢好き滝好きなら飽きない、円山木沢を歩きにやってきた。早戸川林道を奥へと走り、魚止橋手前のお決まりスペースに車を置いて出発する。林道ドン突きの伝道まですすんだら、そのままコンクリート橋を渡り、堰堤をひとつ越えたとこ…

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セドノ沢右俣

水無川水系のセドノ沢は何度か訪れているのだが、左俣ばかりで右俣は一回だけ、沢の印象がほとんどなくなってしまったのであらためて訪れてみた。 ご存知、水無川本谷F1を左から越えたら右手から出合うセドノ沢へと向かう。沢が左に曲がってナメ斜瀑のセドノ沢F1、水流際を登って越えるとクランク状に曲がり、セドノ沢F2が続く。ここも右側の水流に沿って越えていくと二俣になる。  セドノ沢F1 …

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ぶらり堂平

新緑のときも、紅葉のころも、雪景色もよく合う堂平。 きょうは、しっとりとうす靄にかすむ堂平周辺を徘徊してみた。 山頂でも登山道でも誰とも会わず。富士山にも会えずでした。  ウェブリーブログのリニューアルにモチベーション保てず。手抜きアップにて失礼。  2019.7.17(水)

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西沢 本棚沢

改悪としかいいようのない、ウェブリーブログのリニューアルに苦しめられ、長年かかって覚えた操作方法もすべてパー。この歳になると新たなことを理解するのも大変で、非常に四苦八苦しております。とはいえ、文句をいっても始まらないので、このブログもリニューアルということで、現状できることを少しずつ改善しながらアップしていこうかと思います。ご理解ください。 トップの画像は、本棚とカラ棚がにらみ合う…

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記事の不具合について

7月2日に、ウェブリーブログの大規模メンテナンスが行われ、トップ画面や記事画面が大変見づらくなってしまいました。それだけではなく、消えた画像や、閲覧できない記事があり困惑しています。改悪としかいいようのないリニューアルに、操作法も対処方もよく分からない状況です。しばらくは、現状の画面のままになりますが、問題が解決しだい、随時修正していきますので、ご了承ください。  2019.7.4…

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東沢 本棚沢

すっきりしない、梅雨の合間の晴れ日を逃さず、東沢の本棚沢へいってみた。 ここは何度も訪れているので、沢の様子も、棚越えの要領も、それなりに心得ている。 沢の核心となる流程は短いのだが、その分、沢歩きの面白味が凝縮された楽しい沢である。 西丹沢VC[6:45]…ツツジ新道…855ピーク…東沢林道[7:36]…棚沢橋[8:03]…本棚沢…涸棚上[10:47]…檜洞丸[11:57/12:…

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雨あがりの勘七ノ沢へ

梅雨の合間の雨あがり、久しぶりに訪れた勘七ノ沢は、躍動する渓流と、ほとばしる滝の流れに迫力十分。 普段なら登れる滝も、水浴びなしでは越すのが難しそうだ。 さすがに全身浴はまだ早い。Fナンバーの滝は、巻いて巻いての沢歩きとなった。 写真は、トイ状に流れ落ちる斜瀑の勘七ノ沢F3。 落口から覗きこむその姿は、まるで白竜のようだ。 表丹沢県民の森ゲート前[6:37]…勘七ノ沢F1[7:…

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大滝沢、鬼石沢から畦ヶ丸

狭い落口から吐き出された水流が一度小さくヒョングリ、鋭角な岩角を一直線に滑り落ちてくる雨棚。何度か訪れてはいるのだが落口にはまだ立ったことがない。自称落口ハンターとしては、やり残したようで気がかりだ。大滝沢から雨棚に立ち寄り落口を覗いたあと、鬼石沢を遡って畦ヶ丸の三角点まで詰めてみようと思う。 箒杉バス停そば[7:00]…大滝沢橋[7:06]…大滝沢沿い登山道…マスキ嵐沢出合[7:38…

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水無川本谷から塔ノ岳

久しぶりに水無川本谷を詰めてみたくなり、塔ノ岳まで遡行してみた。 右も左も分からずに、勢いだけで沢を歩いた頃とは違い、今は巻き道のルートも分かり迷うことなく歩けるようになった。ただ、当時のようなワクドキ感がなくなったのは少し淋しいかな。 戸沢出合[6:55]…秦野本谷第2号コンクリート堰堤[7:10]…水無川本谷…F1[7:30]…F3[8:05]…F5[8:18]…F6[8:42]…

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モロクボ沢から水晶沢

つつじのシーズンになったことをうっかり忘れて出かけてきてしまい、西丹沢ビジターセンター周辺の駐車スペースは7時前だというのにすでに満杯。この様子だと用木沢出合の狭いスペースも心配になるが、なんとか余地をみつけてギリギリセーフだった。 人出は多いが大半は檜洞丸のつつじ目当て、この時季、白石峠や畦ヶ丸方面に向かう人はほとんどなく、ましてや沢を歩こうなんて偏屈はまれ、きょうはゆったり一人滝巡りが…

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音見沢から幕岩へ、そして焼山沢下降

知る限り、丹沢には“幕岩”と呼ばれるところが二箇所あり、ひとつは谷太郎川支流の鳥屋待沢上流にあるコンクリート塀のような岩壁。もう一つは焼山の南東、水沢川上流域にそびえる大岸壁である。 前者の幕岩には何度も訪れているが、後者はまだ間近に眺めたことがない。水沢川の沢を一本登り、下降尾根の途中で立ち寄ってみることにした。 水沢橋ゲート[6:50]…伊勢沢林道…音見沢橋[7:22]…音見沢……

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マッコ小屋沢、笹ノ沢

早戸川左岸支流のマッコ小屋沢、何度か歩いているのだが、いつも後半が中途半端になりイマイチ納得できていない。きょうは姫次北東に至る右俣の笹ノ沢に入り、源頭までキッチリ詰めてみようと思う。 早戸川林道[7:03]…早戸川[7:07]…マッコ小屋沢出合[7:21]…左岸からマッコ小屋沢…アレ沢(荒沢)出合[8:05]…マッコ小屋沢遡行…笹ノ沢クラミ沢出合[9:51]…ササノ沢…笹ノ沢ノ頭のコ…

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原小屋沢からボッチ沢、蛭ヶ岳、榛ノ木丸へ

平成最後の山歩きは、早戸大滝から丹沢山に登ったが、令和となって最初の山遊びの目的地を丹沢最高峰の蛭ヶ岳と決め、原小屋沢から足の向くまま登ってみることにした。   魚止橋[7:00]…雷平[7:45]…原小屋沢…雷滝[8:08]…カヤノ沢出合[9:03]…ガータゴヤノ滝[9:58]…ボッチ沢…蛭ヶ岳[11:59]…東海自然歩道[12:00]…地蔵岳[12:35]…又兵衛沢[12:51]…

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平成の締めは早戸大滝

トップ写真、大滝 My Love  今でこそ、好き勝手に丹沢山中を歩き回っているが、それまで全く無縁だった山歩きを始めるきっかけとなったのが早戸大滝だった。平成もあと数日、最後の山歩きは、やはり原点となった早戸大滝しかないと決め、訪れた。 車出発[6:40]…魚止橋[6:42]…造林小屋[6:59]…雷平[7:21]…本谷沢・大滝沢分岐[7:52]…大滝中段テラス[8:00]…大滝落…

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ヒワタ沢のゴルジュ

トップの写真は、ヒワタ沢ゴルジュの最上段に水を落とす幅広の12m棚。扇ノ滝なんて呼び名もある美滝だが、間近に観るには、ゴルジュを突破しないと望めない棚である。 そして、本日のコラボメンバーは、AYさん、ardbegさん、nenetaさん、それにイガイガのデンジャラス・カルテット。よく言えば個性豊かな4人組なのだが、言い換えれば極悪4人集団、果たして、どんな結末になることやら… 日陰沢…

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玄倉・大ノ山沢のゴルジュ 再訪

トップの写真は、大ノ山沢ゴルジュの核心、落差12mのF4。圧迫を感じるほど狭い廊下の突き当たりに水を落とし、垂直な岩壁が行く手を阻んでいる。大ノ山沢の流程は短く、ガレだらけで遡行の価値はあまり見いだせないが、出合奥の急峻なゴルジュは人をよせつけず、連瀑は滝好きの心をくすぐる。 玄倉駐車場[6:55]…玄倉林道…大ノ山沢出合[7:10]…大ノ山沢F1[7:25]…大ノ山沢ゴルジュを孤軍奮…

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仏谷・小谷界尾根から蛭ヶ岳へ、下山路は絵瀬尾根

はっぴーさんリクエストによる蛭ヶ岳登山。コース案も一任されたので、ルートをいくつか提示し、選ばれたのが、はっぴーさん未踏のマニアック・ルート仏谷・小谷界尾根登攀。下山路は地図読みが楽しめて、軌跡のかぶりが少ない絵瀬尾根を下降することになった。 写真は、仏谷・小谷堺尾根1270m、崩壊ガレ場の展望ピーク。ここは、マイ・フェバリット・スポットのひとつ、そっとしておきたかったんだけどなぁ… …

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臼ヶ岳南東尾根(朝日沢左岸尾根)を登る

写真は熊木沢から望む蛭ヶ岳、その左手前にみえる臼ヶ岳につづく斜面には何本かの急尾根があり、そのうちの一本、臼ヶ岳から南東に延びる尾根をAYさんと登ってみることになった。 寄大橋[6:00]…コシバ沢…鍋割峠[8:06]…オガラ沢左岸尾根…オガラ沢出合[9:05]…玄倉治山運搬路…熊木落合[9:19]…熊木沢…臼ヶ岳南東尾根(朝日沢左岸尾根)取付き[10:45]…臼ヶ岳[12:20/12…

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六百沢から栂立ノ頭、帰路はスズハラ沢から金冷シへ

杉下右京じゃないけれど「妙ですねぇ…」 栂立尾根の732mピークは六百沢ノ頭と呼ばれているけれど、どうしてここが六百沢ノ頭なんだろう… 地形図を見るかぎり、どうみたって本流は栂立ノ頭あたりに突き上げている。 六百沢の“頭”とするならば、栂立ノ頭のほうが妥当、732mピークは単なる六百沢右岸支流ノ頭だよな。 「こまかいことが気になる僕の悪いクセ」 松茸山登山口[6:45]…早戸川…

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宮ヶ瀬金沢から本間ノ頭へ、下降は栂立尾根

本間ノ頭を源頭に、北東の山肌を裂いて宮ヶ瀬湖に流れでる宮ヶ瀬金沢。流程は長く、早戸川流域の中でも大きな沢だが、ゴーロが中心で滝は少なく、沢歩きの対象とするには物足りなさを感じる沢である。しかし歩いたことがあるのは前半だけ、本流筋を最後までつめた記憶はない。一度はちゃんと歩いてみないと語れないと思い、本間ノ頭のベンチ裏まで直登してみることにした。 松茸山登山口[6:35]…早戸川橋…早戸…

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塩水の箒杉から弁天杉、堂平へ

塩水川流域の中腹には、樹齢およそ700年といわれる「箒杉」と、樹齢およそ1000年といわれる「弁天杉」がある。どちらも貫禄十分な古木で、この二本の立っている標高はほぼ同じ塩水川左岸とあって、なんとかトラバースでつながらないものか一度チャレンジしたことがあった。そのとき目的は達成したが不十分であまり納得していない。大した意義はないが、あらためて挑戦してみた。 塩水橋[7:05]…塩水川遡…

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今年の沢歩き始めは田代沢へ滝見遊山

春の訪れとともに沢歩きシーズン到来だが、しばらく沢から離れていると沢スイッチが入らず、出かけるのが億劫になってしまう。鈍った沢歩き感覚を呼び覚まそうと、玄倉からほど近い田代沢へ滝見物にでかけてみた。この沢の興味は、出合奥のF1から続く200mほどの滝場だけだが、それだけに沢始めにはちょうどよい。無理せず、欲張らず、早帰りの山遊びと決め訪れた。 玄倉駐車場[7:20]…落合林道~ゲート~…

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物見峠、一ノ沢峠を越え太郎スギ、次郎スギへ

丹沢が御林(おはやし)といわれた江戸幕府の天領だった当時、樹木の伐採は厳しく禁じられ、盗伐の監視を近隣の山村が命じられていた。見廻りは当番制で、山守にあたった村はおもに宮ヶ瀬村、煤ヶ谷村、寺山村、そして年代によっては菩提村や横野村、七沢村なども担当していたようである。 きょうは物見峠を越えて物見沢沿いをすすみ、一ノ沢峠から札掛へ至る、かつての煤ヶ谷村からの見廻りルートを歩き、一ノ沢にある太郎ス…

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三ツ峰山稜、主脈歩道、束の間の雪踏を楽しむ

なかなかよい眺めでしょ。偶然みつけたお気に入りのスポット、マイ・フェイバリット登録決定です。 ヒントになるのは富士山右下にみえる山かな。特定できた人、丹沢通認定。 一昨日の雨は、高地では雪になったようで、翌朝の丹沢山塊は真っ白。すぐにでも出かけたかったがなかなかそうもいかず、一日あけての山行きになった。翌日は気温が上がり、すでに解けてしまったのではないかと半分諦めていたが、1000…

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峰坂峠みちを歩く

小山町を眼下に箱根外輪山が一望できて富士山も大きい、湯船山稜の好展望地。 かつては“蘇峰台”や“樹下の二人”とも呼ばれ、どことなく牧歌的な印象をうけた場所だったのだが、 今は「サンショウバラの丘」とマンマの呼称がつけられ、なんだか雰囲気までも平凡になってしまった。 浅瀬[6:45]…世附川徒渉[6:58]…旧吊橋~世附峠ルート…世附峠[8:10]…湯船山稜…峰坂峠[8:38]…峰坂…

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三ノ塔からヨモギ尾根をくだる

三寒四温とはよく言ったもので、ここ数日暖かい日が続いている。 三ノ塔の片隅から丹沢山塊を見守るお地蔵さまも、きょうは全身ウールの冬の装いでは少し暑そうだ。 そろそろ春バージョンに着替えたいな~と、お地蔵さまが申しておりました。 札掛[7:40]…境沢林道ゲート[8:04]…上金林沢左岸径路…長尾尾根1004mベンチ[9:08]…新大日[10:28]…表尾根…三ノ塔11:45]…ヨモ…

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